高校野球 2008年春 第80回 選抜甲子園出場校 戦力分析

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北海道
東北
関東
東京
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希望枠

北海道

駒大岩見沢
駒大岩見沢
																							
打率  .380 (偏)66.4
長打率 .567 (偏)65.2
選球眼 2.52 (偏)31.6
機動力 1.75 (偏)49.6
投手力 2.86 (偏)46.9
守備力 3.59 (偏)39.0
総合力 66  (偏)48.4




練習試合を含めた平均打率は参加校中1位の3割8分。さらに長打率も高く「ヒグマ打線」
が看板。攻撃力は全国でも屈指だ。1試合あたりに選ぶ四死球が2.5ほどしかなく、
打者は割と早い段階でがんがん振ってくると思われる。
一方の投手陣はエース板木は強豪・駒大苫小牧を秋の北海道大会で完封するなどここ一番での
粘りの投球があり、2番手以降の投手もさほど差がないということで層は厚い。
秋の明治神宮大会での13失点(7回コールド負け)など、まだ不安がありそうなので、
この冬での成長に期待したい。
東北

東北
東北
																							
打率  .358 (偏)59.1
長打率 .540 (偏)60.7
選球眼 4.18 (偏)55.5
機動力 2.87 (偏)65.8
投手力 4.11 (偏)64.6
守備力 3.15 (偏)24.8
総合力 118  (偏)65.2




1試合2個あたりの失策が気になるところだが、強肩捕手・関口をはじめ守備の評価は高い。
守備力以外では全国平均よりも非常に高い数字で安定している。
中でも今大会屈指の左腕といわれる投手・萩野は最速143キロの直球だけでなく変化球も
多彩。フォームの研究にも余念がなく選抜では更なる好投が期待できそうだ。
94年選抜、04年選抜は優勝候補に挙げられながら共に考えられないような負け方
で優勝を逃した。ここ一番での勝負強さがあれば東北勢初優勝も夢ではない。
聖光学院
聖光学院
																							
打率  .307 (偏)42.1
長打率 .415 (偏)40.2
選球眼 4.38 (偏)58.4
機動力 2.53 (偏)60.9
投手力 1.86 (偏)32.7
守備力 3.50 (偏)36.1
総合力 58  (偏)45.8




昨年選抜ではわずか3安打に押さえられたことから、現チームでは打線の強化にかなり
力を入れているようだ。打線の厚みがあり小技、機動力も得意とする。
各打者の数字を見ると下位打線がやや弱く、上位打線偏重の傾向がある。チーム内
の競争が非常に激しく、選手層に厚みを増し数字以上の投打の活躍が見られそうだ。
昨年の春夏甲子園出場の主力が残るのも強み。スポーツ紙での評価はほぼ平均。