高校野球 2010年春 第82回 選抜甲子園出場校 戦力分析

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ランキング

九州

嘉手納
嘉手納

打率  .323  (偏)41.7 
長打率 .469  (偏)44.7 
選球眼 2.94  (偏)36.6 
機動力 1.44  (偏)42.7 
投手力 2.63  (偏)38.8 
守備力 1.02  (偏)53.2 
総合力 43.9  (偏)45.4 




昨秋の九州大会を制し明治神宮大会出場。「米軍基地の町」から地域密着の
チームが初陣を決めた。投手陣は右の池原と左の山城。池原は技巧派で緩急
で打ち取る。山城は変則の横手で速球に慣れた打線は手こずりそうだ。
小柄な選手が多い分、思い切りの良さが魅力で、堅い守備を中心に競り合い
に自信を持つ。

宮崎工
宮崎工

打率  .321  (偏)40.8 
長打率 .429  (偏)36.5 
選球眼 3.28  (偏)40.7 
機動力 2.95  (偏)69.8 
投手力 1.62  (偏)54.8 
守備力 1.36  (偏)39.8 
総合力 43.6  (偏)45.2 




まず目を引くのが機動力の高さ。俊足選手が多く、破壊力に欠ける打線を補う
ため、集中打や盗塁、エンドランなど足でかき回す。投手陣は絶対的なエース
として左腕の浜田が君臨する。140キロを超えるストレートを持ち、また
昨秋の大会をほぼ一人で投げぬく抜群のスタミナを持つ。チームの底上げも
進んでおり、甲子園では躍進を狙う。

興南
興南

打率  .330  (偏)44.7 
長打率 .467  (偏)44.3 
選球眼 3.18  (偏)39.6 
機動力 1.36  (偏)41.7 
投手力 0.13  (偏)73.6 
守備力 1.05  (偏)52.0 
総合力 53.6  (偏)51.6 




伝統の「魂知和」(こん・ち・わ)野球で頂点を目指す。なんといっても注目
は昨秋公式戦防御率0の左腕・島袋だ。140キロを超すストレートに変化球
のキレ、制球力も抜群で相手打線の前に立ちはだかる。また昨年甲子園の主力
が多く残る点も心強い。打線の非力感は否めないので、打撃力アップが大きな
かぎとなりそうだ。まずは選抜初勝利だ。

自由ケ丘
自由ケ丘

打率  .348  (偏)52.4 
長打率 .500  (偏)50.9 
選球眼 4.62  (偏)57.8 
機動力 1.28  (偏)40.1 
投手力 1.46  (偏)57.1 
守備力 1.00  (偏)54.0 
総合力 54.3  (偏)52.1 




元柳川で甲子園出場経験を持つ末次監督が率いるチーム。機動力の除いては
ほぼ平均より少し上という数字で、チームは初陣らしく思い切りが良い。
投手陣は左右の2枚看板で、いずれも完投能力がある。少ないチャンスを
確実に得点につなげる勝負強さが売りで、後半勝負の接戦に強い。
甲子園という大舞台でいかに本来の実力を発揮できるか。