高校野球 2010年春 第82回 選抜甲子園出場校 戦力分析

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ランキング

関東

東海大相模
東海大相模

打率  .328  (偏)43.8 
長打率 .463  (偏)43.5 
選球眼 3.40  (偏)42.3 
機動力 2.20  (偏)56.6 
投手力 1.80  (偏)51.9 
守備力 1.28  (偏)42.9 
総合力 59.2  (偏)55.2 




プロも注目の全国屈指の右腕・一二三が絶対的な存在だ。緩急で打ち取る
こともできれば、150キロ近い速球も投げる。相手打線には脅威だ。
テーマは「走攻撃」としており、機動力を使った攻撃で得点を重ねる。
打線は数字を見ると迫力不足に思えるが、高い総合力を持ち、優勝候補
の筆頭格として挙げられる。

花咲徳栄
花咲徳栄

打率  .361  (偏)58.0 
長打率 .504  (偏)51.7 
選球眼 3.56  (偏)44.5 
機動力 1.61  (偏)45.9 
投手力 3.01  (偏)33.1 
守備力 0.71  (偏)65.4 
総合力 50.7  (偏)49.8 




上位から下位まで切れ目のない打線を持ち、機動力も絡める多彩な攻撃で点
を重ね、複数な投手陣の継投で乗り切る。傑出した選手は不在というが、
昨夏のレギュラーが多数残り、経験豊富なのが心強い。課題の投手陣も競争
激化で更なるレベルアップが期待できそうだ。初出場8強の前回の選抜以上
の成績を狙う。

東海大望洋
東海大望洋

打率  .317  (偏)39.1 
長打率 .449  (偏)40.6 
選球眼 4.96  (偏)61.9 
機動力 1.44  (偏)42.7 
投手力 2.07  (偏)47.7 
守備力 1.26  (偏)43.7 
総合力 44.3  (偏)45.7 




野球部のある東海大系列12校目で、甲子園初切符。投手は2本柱だ。
エース右腕・長友は140キロ代後半の速球を持つ。二番手の右腕・尾沢は
制球力重視でいずれも完投能力があり安定している。打撃よりも守備中心の
チームということで、競り合いに抜群の強さを見せる。「守りは3失点まで、
4点以上取って勝つ」のを理想とする。

前橋工
前橋工

打率  .359  (偏)57.1 
長打率 .476  (偏)46.0 
選球眼 4.59  (偏)57.4 
機動力 1.47  (偏)43.3 
投手力 1.46  (偏)57.1 
守備力 1.72  (偏)29.5 
総合力 37.6  (偏)41.4 




エース右腕の平井は緩急を付けた投球で打たせて取る。2番手以降の台頭が
待たれる。一方の攻撃はスタメンにずらりと左打者を並べる。打線は派手
さはなく、コツコツと単打を重ねるパターンだ。勝負どころでのバントの
精度の高さには定評がある。失策の多かった守備陣が冬場の練習でどれだけ
向上したかも重要なポイントだ。
東京

帝京
帝京

打率  .321  (偏)40.8 
長打率 .552  (偏)61.6 
選球眼 5.00  (偏)62.7 
機動力 1.55  (偏)44.9 
投手力 1.68  (偏)53.8 
守備力 1.00  (偏)54.0 
総合力 71.0  (偏)62.7 




優勝候補の筆頭として名を連ねる。昨夏甲子園も経験した新2年生伊藤を
はじめ140キロ超を投げ込む快速投手陣に加え、攻撃陣もパワフルで、
とりわけ目を引くのが打率に対する長打率の高さ。相手投手は気の抜く暇も
ない強力打線だ。監督は守備面では多少の不安も口にしており、大型コンバート
もあるかも知れない。

日大三
日大三

打率  .388  (偏)69.6 
長打率 .661  (偏)70.2 
選球眼 5.18  (偏)64.9 
機動力 1.93  (偏)51.8 
投手力 1.55  (偏)55.7 
守備力 1.14  (偏)48.4 
総合力 67.3  (偏)60.4 




選抜選考はギリギリながら実力を高評価されたとおり、かなりの力を秘めて
いそうだ。投手陣は信頼のおける投手が複数おり継投で乗り切る。伝統の
強力打線は健在で、昨秋(練習試合含む)成績の打率、長打率の数字は
出場校中ダントツのトップ。それだけでなくグラフを見る限り戦力のバランス
が非常に良くまとまっている。