高校野球 年度別 選抜選考経過 1999年(平11年)第71回大会

ページのトップへ トップへ 春選抜大会第71回へ 前年秋各地の予選へ 前年神宮大会へ


各地区 前年1998年(平10年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校・・、補欠校・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
北海道


         美幌━┓3
            ┣━┐
       釧路湖陵─┘1│10
              ┣━┐
      駒大苫小牧━┓4┃12│
            ┣━┛ │
        函館北─┘2(11)│9(11)
                ┣━┐
       札幌月寒─┐9(8) ┃10│
            ┣━┐ ┃ │
       東海大四━┛16│2┃ │
              ┣━┛ │
       旭川工━┓9┃9(7) │
            ┣━┛   │
       稚内大谷─┘2(7)   │0
                  ┣━ 
        仁木商━┓7    ┃2
            ┣━┐   ┃
       帯広三条─┘1│1再 ┃
              ┣━┐ ┃
       北見緑陵─┐3┃5│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
       室蘭大谷━┛16(5) │0┃
                ┣━┛
     駒大岩見沢━┓8  ┃6
            ┣━┓ ┃
        砂川北─┘4┃10┃
              ┣━┛ 
        石狩南━┓5│2(7) 
            ┣━┘ 
       札幌第一─┘4(10)

再 1試合目は2−2降雨引き分け
北海道から推薦されたのは全道大会ベスト4進出の4校。出場枠は1校。実績と打率、防御率
等のチームデータを検討した結果、ベスト4の駒大苫小牧と室蘭大谷の2校が脱落。決勝進出
の駒大岩見沢と旭川工の2校に絞られた。優勝した駒大岩見沢は左腕・古谷の安定感が
あり、また昨夏の甲子園メンバーが多く残るということで選抜でも活躍できる、との見解となり
当選した。旭川工は補欠校へ。

     

東北


  八戸工大一(青1)───┐1(7)
              ┣━┓
    東北(宮3)━┓15┃10┃
            ┣━┛ ┃6
     水沢(岩3)─┘0(7) ┣━┓
                │0┃
     東陵(宮2)━━━┓2│ ┃
              ┣━┘ ┃
    秋田工(秋1)───┘1  ┃4
                  ┣━┐
   青森山田(青3)━━━┓4(10)│3│
              ┣━┐ │ │
   聖光学院(福2)───┘3│4│ │
                ┣━┘ │
   専大北上(岩2)───┐4┃13(7) │
              ┣━┛   │
    酒田南(山1)━━━┛6    │4
                    ┣━ 
   日大東北(福1)━━━┓8(7)   ┃11
              ┣━┐   ┃
    黒石商(青2)───┘1│3  ┃
                ┣━┐ ┃
    山形商(山2)───┐0┃5│ ┃
              ┣━┛ │ ┃
  仙台育英(宮1)━━━┛6  │7┃
                  ┣━┛
   金足農(秋2)━━━┓8(7) ┃9(11)
              ┣━┓ ┃
     光南(福3)───┘1┃ ┃
                ┃5┃
   山形中央(山3)━┓3  ┣━┛
            ┣━┐ │0
   秋田中央(秋3)─┘1│6│
              ┣━┘
   盛岡中央(岩1)━━━┛9
推薦18校から出場枠2校を選ぶ。出場校として候補に挙がったのが、東北大会ベスト4
進出の金足農、東北、仙台育英、酒田南、さらにはベスト8の日大東北を加えた5校。
優勝した金足農は基本に忠実なスモールベースボールを展開。高校生らしい好感をもてる
学校と評判も良く、1校目に当選した。2校目を残りの4校から選ぶことになり、まずは戦力
比較。ここで全国で戦うにはまだ戦力に物足りないということで日大東北、酒田南が落選。
東北と仙台育英の宮城勢の比較になったところ、投手力では互角ながらも攻撃力で
わずにリードした東北が仙台育英を振り切り当選した。仙台育英は補欠校へ。

関東


   東農大三(埼2)─┐1(13)
            ┣━┐
   水戸商(茨1)━┛4│0
              ┣━┓
     桐生(群2)─┐4┃2┃
            ┣━┛ ┃
    横浜(神1)━┛12(7) ┃9(10)
                ┣━┐
   宇都宮工(栃2)─┐6  │7│
            ┣━┐ │ │
    甲府工(山1)━┛7│0│ │
              ┣━┘ │
   高崎商(群3)━┓3┃10(6) │
            ┣━┛   │
    市銚子(千1)─┘0    │5
                  ┣━ 
    市川(山2)━┓3    ┃6
            ┣━┓   ┃
     鷲宮(埼1)─┘1┃5  ┃(11)
              ┣━┓ ┃
     藤代(茨2)─┐2│0┃ ┃
            ┣━┘ ┃ ┃
    真岡(栃1)━┛5  ┃4┃
                ┣━┛
     慶応(神2)─┐10  │3
            ┣━┓ │
    柏陵(千2)━┛12┃3│
              ┣━┘
   桐生第一(群1)───┘2
関東からは18校が推薦された。出場枠5校をめぐり早速、関東大会優勝の実績を買われて
市川が当選した。派手さはないが制球力の優れた投手陣を中心に粘り強い野球を展開する。
甲子園3連覇を狙う横浜が2校目で当選。公式戦連勝記録こそ途絶えたものの、準優勝の
成績は立派。破壊力のある打線が売りのチームだ。次いでベスト4から大型左腕と呼び声高い
松本を擁する高崎商が当選した。同じくベスト4の柏陵が当選し春夏通じて初の甲子園出場。
ここまでの4校はほとんど実力差もないと見られ、ほとんど議論を呼ぶこともなかったが、
最後の5校目は意見も分かれて議論が白熱した。ベスト8で敗れた4校を対象にし、そこから
1勝もしていない桐生第一、コールド負けの甲府工の2校を除外し、残った水戸商と真岡で
議論は益々加熱した。戦力、技量では水戸商がわずかに上。一方の真岡のアピールポイント
は当選すれば春夏で初出場となる点。たっぷりと時間をかけて議論が行われた結果、戦力
重視で水戸商が最後の5校目に滑り込んだ。真岡は補欠校へ。

東京


        八王子━━━┓8
              ┣━┐
        桜美林━┓5│3│
            ┣━┘ │3
         堀越─┘4(11)┣━┐
                ┃9│
       国士舘━━━┓5┃ │
              ┣━┛ │
         城東───┘2  │7
                  ┣━┓
       日体荏原───┐4  ┃8┃
              ┣━┐ ┃ ┃
      東海大菅生━━━┛5│ ┃ ┃
                │12┃ ┃
      世田谷学園━┓4  ┣━┛ ┃
            ┣━┐ ┃14  ┃
         帝京─┘3│3┃   ┃
              ┣━┛   ┃
       日大三━━━┛10(7)   ┃8
                    ┣━ 
        関東一───┐5    │4
              ┣━┐   │
      芝浦工大高─┐3┃6│   │
            ┣━┛ │2  │
         創価━┛4(11)┣━┐ │
                ┃4│ │
        日比谷───┐5┃ │ │
              ┣━┛ │ │
         修徳━━━┛8  │4│
                  ┣━┘
       八王子北───┐4  ┃10
              ┣━┐ ┃
       早稲田実━━━┛6│ ┃
                │0┃
       駒大高━┓5  ┣━┛
            ┣━┓ ┃1
        中大付─┘0┃10┃
              ┣━┛
         新宿───┘0(6) 
東京から推薦されたのは4校。出場枠は2校。まず東京大会を圧倒的な長打力をもって
制し、明治神宮大会でも活躍した日大三が当選。2校目は準優勝の駒大高かベスト4で
日大三に惜敗した国士舘か、ということになったが、総合力と実績で上回り、さらには大会
3試合連続完封をやってのけた主戦の坂上は将来性が高いと評価されて駒大高が当選
した。国士舘は補欠校へ。

北信越


   福井商(福1)━━━┓5(14)
              ┣━┓
     星稜(石2)─┐1│4┃
            ┣━┘ ┃
   松商学園(長2)━┛6  ┃4
                ┣━┓
     鯖江(福3)━┓4(11)│2┃
            ┣━┐ │ ┃
    新潟工(新1)─┘2│1│ ┃
              ┣━┘ ┃
   高岡商(富1)━━━┛5  ┃5
                  ┣━ 
  東海大三(長1)━━━┓6  │2
              ┣━┓ │
   日本文理(新2)─┐4│2┃ │
            ┣━┘ ┃ │
     北陸(福3)━┛5  ┃8│
                ┣━┘
   高岡第一(富2)━┓3  │2
            ┣━┐ │
     敦賀(福2)─┘2│3│
              ┣━┘
     金沢(石1)━━━┛10
北信越は推薦13校。出場枠は2校。最初に選考対象を絞り込んだ結果、候補に残ったのは
北信越大会ベスト4進出の4校に松商学園を加えた5校。優勝した福井商は実績、また甲子園
での経験も豊富で文句なしの当選。2校目を選ぶにあたりまずは候補を減らす。松商学園は
優勝した福井商と延長戦の接戦を演じたとはいえ、県2位ということもありアピール度に欠け
落選。続いてベスト4の金沢も選抜に至る強力な理由が見当たらないとし落選。準優勝の
東海大三とベスト4の高岡商の間で検討され、打力でやや上回る東海大三が当選を決めた。
高岡商は補欠校へ。

東海


    海星(三1)━━━┓7(7) 
              ┣━┓
     浜名(静2)━┓7│0┃
            ┣━┘ ┃
   県岐阜商(岐3)─┘0(8) ┃9(7) 
                ┣━┓
  中京大中京(愛2)─┐4  │2┃
            ┣━┐ │ ┃
   津田学園(三3)━┛5│5│ ┃
              ┣━┘ ┃
  岐阜三田(岐1)━━━┛6(10)┃6
                  ┣━ 
    東邦(愛1)━━━┓13(7) │3
              ┣━┐ │
   四日市工(三2)━┓2│5│ │
            ┣━┘ │ │
   常葉菊川(静3)─┘0  │1│
                ┣━┘
    岐阜南(岐2)─┐3  ┃4
            ┣━┐ ┃
 愛産大三河(愛3)━┛5│3┃
              ┣━┛
    静岡(静1)━━━┛4
東海大会から推薦されたのは12校。出場枠3校。東海大会優勝の海星、準優勝の静岡、さら
にベスト4で敗れた県1位の東邦、この3校が他の推薦校と比較して大きく総合力で抜きん
出ているとの結論に達した。出場枠と大きく引き離している学校の数が一致したので、
ほとんど意見が割れることもなく、3校の当選が決まった。いずれも好投手がいて甲子園でも
活躍が期待できそうな学校だ。むしろ補欠校をどこにするかで議論が起こった。守備力重視
で評価してみたところ浮上したのは愛産大三河(補欠1位)、岐阜三田(2位)。

近畿


 大阪学院大高(大3)─┐2(5) 
            ┣━┓
  神戸弘陵(兵2)━┛14┃3
              ┣━┐
    高田(奈1)━┓7│1│
            ┣━┘ │
     日高(和2)─┘6(10)│0
                ┣━┐
   比叡山(滋1)━┓5(11)┃3│
            ┣━┓ ┃ │
     南部(和3)─┘4┃2┃ │
              ┣━┛ │
    峰山(京1)━┓3│0  │
            ┣━┘   │
   大産大付(大2)─┘2    │3
                  ┣━ 
 智弁和歌山(和1)━┓9(7)   ┃6
            ┣━┐   ┃
   八日市南(滋2)─┘2│5  ┃
              ┣━┐ ┃
    平安(京3)━┓3┃9│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
   智弁学園(奈2)─┘2  │0┃
                ┣━┛
   滝川二(兵1)━┓5  ┃5
            ┣━┐ ┃
    京都西(京2)─┘1│4┃
              ┣━┛
  PL学園(大1)━┓6┃8
            ┣━┛
  神港学園(兵3)─┘2
秋季大会の順位にとらわれない多角的な選考をとのことで、近畿ではほぼ当確の大会ベスト4
進出以上の実績をあげた学校にも以前よりも細かく戦力の調査が入るようになった。
推薦された18校から出場枠の7校を選ぶ。先に上位に目を向け次々と当選させていく。
近畿大会を制したPL学園は高い総合力で、準優勝の比叡山は注目投手・村西を筆頭に
厚みがある投手陣で2校が異論なく選出された。次にベスト4の2校に目を移し、神戸弘陵と
平安。この2校も戦力的には全く問題なしとされ揃って当選。5校目には防御率0.86という
驚異の数字をたたき出した左腕・川原がいる峰山が投手力で浮上した。京都北部の丹後地区
からの春夏初となる甲子園出場となった。6校目は県1位、また投攻守でかなりのハイレベル
を誇る滝川二が当選。7校目をともに1勝した高田と智弁和歌山の2校の間で比較検討される
ことになり議論が起こった。打力では智弁和歌山、投手力では高田との評価で「春は投手力」
といわれることから高田が最後の7校目に滑り込んだ。補欠校は1位が智弁和歌山、2位が
神港学園。

中国


   宇部鴻城(山2)─┐3
            ┣━┓
  玉野光南(岡4)━┛8┃1
              ┣━┓
    関西(岡1)━┓4│0┃
            ┣━┘ ┃
    倉吉北(鳥2)─┘1  ┃10
                ┣━┐
     広陵(広1)━┓15(5) │3│
            ┣━┐ │ │
    松江東(島3)─┘0│2│ │
              ┣━┘ │
     崇徳(広3)─┐2┃4  │
            ┣━┛   │
    浜田(島1)━┛4    │9
                  ┣━ 
   鳥取城北(鳥1)─┐1(18)  ┃12
            ┣━┐   ┃
    広島工(広2)━┛2│5  ┃
              ┣━┓ ┃
    開星(島2)━┓15┃6┃ ┃
            ┣━┛ ┃ ┃
    米子東(鳥3)─┘0(5) ┃5┃
                ┣━┛
    岩国(山3)━┓7  │4
            ┣━┓ │
   岡山東商(岡2)─┘3┃7│
              ┣━┘
    倉敷工(岡3)━┓7│4
            ┣━┘
     久賀(山1)─┘4

※ 選手出場規定違反により大会優勝取り消し
中国から推薦されたのは15校。中国大会で優勝した開星は出場規定違反により優勝取り消し
となり推薦も取り消し。準優勝以下の学校から出場枠3校が選ばれることになった。準優勝の
玉野光南が堅い守りとソツのない攻めで高校生らしいと高評価、最初の当選を決めた。2校目
には昨年の選抜経験者を中心に派手さはないものの、細かいプレーや試合運びがうまい
岩国が当選。最後の3校目にはベスト4の浜田、それぞれ1勝の関西、広陵、広島工の計4校
での比較となった。その結果、投手力とベスト4の実績から浜田が当選した。補欠校は関西。
残念なのは最後まで線上に残った学校の1校が中国大会出場を決めたことで安心してしまい、
その後の県大会で怠慢なプレーを連発したと評価を下げたことだ。結果的にはそれが自ら
墓穴を掘る形となってしまったのである。

四国


    鳴門一(徳2)─┐1
            ┣━┓
  明徳義塾(高1)━┛17┃6
              ┣━┓
   尽誠学園(香2)─┐4│2┃
            ┣━┘ ┃
   今治西(愛1)━┛7  ┃6
                ┣━ 
   帝京第五(愛2)─┐0  │0
            ┣━┓ │
   鳴門工(徳1)━┛13┃7│
              ┣━┘
    高知(高2)━┓6│6
            ┣━┘
    高松商(香1)─┘3
四国から推薦されたのは12校。出場枠は3校。四国大会で全試合を圧倒し優勝した明徳義塾は
大技・小技を絡めた高い攻撃力、またエース・増田も安定感抜群で堂々の3季連続の甲子園を
決めた。準優勝の鳴門工も戦力、実績ともに文句なしで2校目の当選。残りの1枠をベスト4の
今治西と高知が争う形となったが、地域性、チームデータで今治西に軍配が上がった。高知は
補欠校へ。

九州


  長崎日大(長1)━━━┓4
              ┣━┓
     戸畑(福北3)━┓7│2┃
            ┣━┘ ┃10
   沖縄水産(沖2)─┘2  ┣━┐
                │3│
   伊万里商(佐1)━━━┓9│ │
              ┣━┘ │
     枕崎(鹿2)───┘2(8) │5
                  ┣━┐
 九産大九州(福南1)━━━┓9  ┃9│
              ┣━┓ ┃ │
     臼杵(大2)───┘4┃5┃ │
                ┣━┛ │
    小林西(宮1)───┐3│3  │
              ┣━┘   │
  東海大二(熊2)━━━┛6    │2
                    ┣━ 
   日田林工(大1)───┐9    ┃6
              ┣━┐   ┃
    小倉東(福北1)━━━┛10│4  ┃
                ┣━┐ ┃
  沖縄尚学(沖1)━━━┓7┃5│ ┃
              ┣━┛ │ ┃
     神埼(佐2)───┘0(7) │6┃
                  ┣━┛
     有明(熊1)───┐1  ┃13
              ┣━┓ ┃
  日南学園(宮2)━━━┛6┃ ┃
                ┃2┃
     東筑(福北2)─┐9  ┣━┛
            ┣━┐ │0
     瓊浦(長2)━┛10│2│
              ┣━┘
    樟南(鹿1)━━━┛5
九州から推薦されたのは24校。ここから九州大会上位進出校に目を向け出場4枠を
決める。総合力でずば抜けているのがエース・春永、主砲・吉武という投打の軸が
しっかりしている九州大会王者の日南学園。甲子園でも優勝候補の一角に挙げられる
だろう。続いて当選したのは準優勝の九産大九州。得点力の高さが際立つ攻撃型の
チームだ。3校目にはベスト4で複数投手の継投、また機動力に自信を持つ長崎日大。
同じくベスト4の沖縄尚学が投打のバランスが良いということで当選。ベスト4進出の
4校が順当に選ばれた。補欠校は1位が東海大二、2位が樟南。



ページの先頭へ