高校野球 年度別 選抜選考経過 2000年(平12年)第72回大会

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各地区 前年1999年(平11年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校・・、補欠校・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
北海道


        北見工───┐4
              ┣━┐
      駒大岩見沢━┓4┃8│
            ┣━┛ │
        函館工─┘3  │4
                ┣━┐
     札幌国際情報━┓10(7) ┃5│
            ┣━┓ ┃ │
        仁木商─┘1┃9┃ │
              ┣━┛ │3(7) 
       旭川大高───┘1(7) ┣━┐
                  ┃10│
         士別━━━┓6  ┃ │
              ┣━┐ ┃ │
       釧路湖陵───┘3│ ┃ │
                │1┃ │
         江陵━┓7  ┣━┛ │
            ┣━┐ ┃5  │
       登別大谷─┘3│0┃   │
              ┣━┛    │
      札幌第一━━━┛10(7)    │2
                    ┣━ 
       東海大四───┐3    ┃10
              ┣━┓   ┃
        滝川西─┐3┃6┃   ┃
            ┣━┛ ┃9(7) ┃
      駒大苫小牧━┛4(12)┣━┐ ┃
                │0│ ┃
        釧路工───┐1│ │ ┃
              ┣━┘ │ ┃
      函館大有斗━━━┛3  │6┃
                  ┣━┛
       北見北斗───┐2(6) ┃11
              ┣━┐ ┃
       帯広三条━━━┛13│ ┃
                │0┃
       旭川明成─┐1(7) ┣━┛
            ┣━┐ ┃7(8) 
      北星新札幌━┛10│4┃
              ┣━┛
        北照━━━┛10
北海道から推薦されたのは全道大会ベスト4の4校。出場枠は1校。コールド負けが響いて
まずは札幌国際情報が脱落。優勝の北照、準優勝の札幌第一、ベスト4で道内NO.1右腕
と呼び声高い磯貝を擁する駒大苫小牧の3校で比較検討が行われた。その結果、投手陣
の厚さ、堅いセンターラインの守備が優勝の実績とともに評価されて北照が当選した。
補欠校は打力の良い札幌第一になった。

     

東北


    秋田商(秋2)━━━┓3
              ┣━┐
    弘前実(青3)─┐4│1│
            ┣━┘ │4
   盛岡大付(岩3)━┛5  ┣━┓
                ┃5┃
    山形東(山2)───┐3┃ ┃
              ┣━┛ ┃
   福島商(福1)━━━┛8  ┃7
                  ┣━┓
   光星学院(青1)━━━┓2  │6┃
              ┣━┐ │ ┃
    秋田南(秋3)───┘0│5│ ┃
                ┣━┘ ┃
   黒沢尻北(岩2)───┐2┃6(11)┃
              ┣━┛   ┃
    東北(宮1)━━━┛10(7)   ┃6
                    ┣━ 
秋田経法大付(秋1)━━━┓3(10)  │3
              ┣━┓   │
     仙台(宮2)───┘2┃7(11)│
                ┣━┓ │
     平工(福2)━━━┓10│2┃ │
              ┣━┘ ┃ │
    花巻北(岩1)───┘3(7) ┃4│
                  ┣━┘
     南陽(山3)───┐6  │1
              ┣━┐ │
    弘前工(青2)━━━┛10│ │
                │0│
    一迫商(宮3)━┓12(7) ┣━┘
            ┣━┐ ┃6
   学法石川(福3)─┘3│0┃
              ┣━┛
    酒田南(山1)━━━┛2
東北から推薦されたのは18校。出場枠は2校。選考対象を絞るために東北大会上位進出
校に目を向け、残ったのが4強の福島商、秋田経法大付、東北、酒田南、さらにベスト8
で敗れた光星学院、秋田商を加えた計6校。その6校から総合力と大会実績の検討が
行われ福島商、秋田経法大付、東北の3校に絞り込まれた。総合力で群を抜く福島商は
文句なしで当選。2校目には投手の安定感という点で一歩上回った秋田経法大付が東北
を振り切り当選した。補欠校は東北。

関東


  春日部共栄(埼2)─┐1
            ┣━┓
 東海大相模(神1)━┛2┃9
              ┣━┓
   中央学院(千2)─┐0│2┃
            ┣━┘ ┃
  桐生第一(群1)━┛5  ┃9(8) 
                ┣━┓
  作新学院(栃2)━┓5  │2┃
            ┣━┓ │ ┃
   帝京第三(山1)─┘4┃5│ ┃
              ┣━┘ ┃
    習志野(千3)─┐4│0再 ┃
            ┣━┘   ┃
   常総学院(茨1)━┛8(11)  ┃7
                  ┣━ 
 国学院栃木(栃1)━┓3    │2
            ┣━┓   │
   桐蔭学園(神2)─┘2┃9  │
              ┣━┓ │
   埼玉栄(埼1)━┓6│6┃ │
            ┣━┘ ┃ │
    前橋工(群2)─┘5(11)┃6│
                ┣━┘
    甲府工(山2)─┐2(5) │5(14)
            ┣━┓ │
  竜ヶ崎一(茨2)━┛12┃5│
              ┣━┘
   拓大紅陵(千1)───┘1

再 1試合目は12回4−4日没引き分け
関東から推薦されたのは18校。出場枠5校。まず関東大会優勝の東海大相模はエース・ 筑川
を中心とした高い総合力を誇り、全国でも有数の戦力として早速当選した。準優勝の
国学院栃木も試合運びのうまさを買われ当選。続いてベスト4から安定した投手陣と守備力を
持つ竜ヶ崎一が3校目で当選。同じくベスト4の作新学院も実力から見れば既に当選した学校
と比較しても遜色ないとして当選。最後の5校目はベスト8敗退の学校4校を対象にする。
まずは1勝もできなかった拓大紅陵が落選。続いて守りの乱れが減点対象となり常総学院も
落選。埼玉栄と桐生第一の両校に絞られた。攻撃力なら埼玉栄、投手・守備なら桐生第一と
いうところだったが、公式戦成績で上回った埼玉栄が5校目に滑り込んだ。桐生第一は補欠校
へまわった。

東京


       駒場学園━━━┓11(7) 
              ┣━┐
         海城─┐2│2│
            ┣━┘ │1(8) 
         修徳━┛8  ┣━┐
                ┃8│
        専大付───┐0┃ │
              ┣━┛ │
        八王子━━━┛3  │1
                  ┣━┓
       東亜学園───┐3  ┃3┃
              ┣━┓ ┃ ┃
       国士舘━━━┛5┃ ┃ ┃
                ┃5┃ ┃
         帝京━┓7(7) ┣━┛ ┃
            ┣━┓ │4  ┃
         明星─┘0┃8│   ┃
              ┣━┘   ┃
      世田谷学園───┘4    ┃4
                    ┣━ 
        日大二───┐3(7)     │0
              ┣━┐   │
        武蔵丘─┐1┃10│      │
            ┣━┛ │4  │
      芝浦工大高━┛2  ┣━┓ │
                ┃8┃ │
     国学院久我山───┐4┃ ┃ │
              ┣━┛ ┃ │
        創価━━━┛14  ┃5│
                  ┣━┘
      東海大菅生━━━┓11(7) │4
              ┣━┐ │
         砂川───┘4│ │
                │2│
      早稲田実━┓7(8) ┣━┘
            ┣━┓ ┃12(5) 
         堀越─┘0┃8┃
              ┣━┛
      工学院大付───┘1(7) 
東京から推薦されたのは4校。出場枠2校をめぐって議論が交わされた結果、東京大会
決勝進出の2校ですんなりと決まった。まず文句なく選ばれたのが優勝した国士舘。
エース・小島は安定感もありスタミナも心配なし。さらに攻撃もソツなく攻め得点力が
高い。2校目は準優勝の創価とベスト4の早稲田実の比較となり、直接対決を制した
創価が実力では上との見方で一致し2校目に選ばれた。走攻守で高い評価を得た
早稲田実は補欠校へ。

北信越


   松商学園(長1)───┐1
              ┣━┐
     五泉(新2)─┐0┃5│
            ┣━┛ │
    高岡商(富2)━┛3  │1
                ┣━┓
 富山国際大付(富3)─┐1(7) ┃8┃
            ┣━┓ ┃ ┃
  敦賀気比(福1)━┛10┃10┃ ┃
              ┣━┛ ┃
   北陸大谷(石1)───┘1(8) ┃6
                  ┣━ 
    富山商(富1)───┐1  │0
              ┣━┓ │
   長野商(長2)━┓7┃7┃ │
            ┣━┛ ┃ │
     大野(福2)─┘3  ┃1│
                ┣━┘
     星稜(石2)─┐1  │0(12)
            ┣━┓ │
  高岡第一(富3)━┛2┃6│
              ┣━┘
     中越(新1)───┘1

※ 不祥事により選抜出場辞退
北信越から推薦されたのは13校。ここから2校の出場校を選ぶ。まずは選考対象を北信越
大会ベスト4進出の4校と松商学園を加えた計5校。1勝もしていない松商学園は高い能力を
持つとはいえ、それだけでは説得力不足としてまずは除外された。4強の中から最初に浮上
したのは優勝した敦賀気比。左腕・内海は全国でも屈指の好投手である上、打線も非常に
強力。北陸勢初の全国制覇も夢ではないと期待もできるということで文句なしの当選。
次に左右に安定した投手がいる長野商が準優勝の実績もあり当選した。決勝進出の2校が
順当に選ばれる結果となった。補欠校は高岡第一。・・その後敦賀気比に不祥事が発覚。
選抜出場を辞退したため補欠校であった高岡第一が繰り上げ出場となった。

東海


    掛川西(静1)───┐2
              ┣━┓
    享栄(愛3)━┓7┃6┃
            ┣━┛ ┃
   美濃加茂(岐2)─┘6  ┃18(5) 
                ┣━┐
    浜名(静3)━┓14  │1│
            ┣━┓ │ │
     海星(三2)─┘4┃11│ │
              ┣━┘ │
     東邦(愛1)───┘1(5) │2
                  ┣━ 
    東濃実(岐1)───┐4  ┃3
              ┣━┐ ┃
 愛産大三河(愛2)━┓6┃7│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
     相可(三3)─┘1  │5┃
                ┣━┛
    浜松工(静2)━┓13(10)┃8
            ┣━┐ ┃
   岐阜第一(岐3)─┘12│3┃
              ┣━┛
  四日市工(三1)━━━┛13(5) 
東海大会は大味な試合が多く、また予選1位通過校があっさり敗れてしまうなど下馬評を覆す
結果も目立った。東海から推薦されたのは12校。出場校3校をめぐりベスト4進出の4校と
大型チームと評価の高い掛川西を加えた5校で比較検討されることになった。強力な打線で
優勝した四日市工は続く明治神宮大会も制しており実力は全国有数。すんなりと当選した。
準優勝の享栄は県3位ながら試合ごとにたくましく成長し勝ち上がったのを評価されて当選。
愛産大三河、浜名、掛川西の中から最後の枠には総合力でわずかにリードする愛産大三河
が選ばれた。補欠校は浜名。

近畿


   高田商(奈1)━┓2
            ┣━┐
    八幡商(滋2)─┘1│1
              ┣━┐
 智弁和歌山(和1)─┐1┃7│
            ┣━┛ │
 東洋大姫路(兵3)━┛3  │0
                ┣━┓
    上宮(大2)━┓11(6) ┃1┃
            ┣━┐ ┃ ┃
     郡山(奈3)─┘1│2┃ ┃
              ┣━┛ ┃
    育英(兵1)━┓4┃11(7) ┃
            ┣━┛   ┃
    京都西(京2)─┘0    ┃3
                  ┣━ 
   八日市南(滋1)─┐2    │2
            ┣━┐   │
    橿原(奈2)━┛4│2  │
              ┣━┓ │
    鳥羽(京1)━┓11┃6┃ │
            ┣━┛ ┃ │
   三田学園(兵2)─┘4(7) ┃7│
                ┣━┘
     南部(和2)─┐0(7) │3
            ┣━┐ │
 東海大仰星(大3)━┛9│0│
              ┣━┘
  上宮太子(大1)━┓8┃2
            ┣━┛
    彦根東(滋3)─┘0(7) 
近畿から推薦されたのは19校。選考対象を近畿大会で1勝してベスト8入りした8校と初戦
敗退ながらも惜敗した八幡商と智弁和歌山を加えた計10校に絞り込んだ。ここから出場枠
7校を選ぶ。優勝した育英は実績からして文句なしの当選。投打のレベルが高く、とりわけ
機動力に自信を持つチーム。続いて当選した準優勝の鳥羽は近畿でも屈指の強力打線が
持ち味だ。ベスト4で敗れた2校はどうか。わずか創部2年で大阪1位、近畿でも2勝した
上宮太子は亀井―箸尾谷のバッテリーをはじめ能力の高い選手が多く、全国でも十分上位を
狙えると評価され当選。同じくベスト4から投手・守備力の良い東洋大姫路が選ばれた。
残った3校をまだ名前の挙がっていない6校の中から選ぶ。まず大阪から3校選出というの
は無理があるとし、候補の東海大仰星と上宮のうち当選させるのは1校にしようということ
になって両校の比較。上宮はコールド負けが減点となり、投手力で上回る東海大仰星の
当選となった。6校目を決める前に初戦敗退組から八幡商を戦力不足とし除外。
もう1校の初戦敗退校である智弁和歌山は初戦で敗れたこと、また特にアピールできるような
試合内容ではなかったものの、選考委員から文句なしに絶賛されるほどの高い潜在能力を
持つということで6校目で当選した。秋の地区大会は選抜の予選ではないとはいえ、ここまで
実力を重視した選考は異例といえそうだ。7校目はそれぞれ1勝した高田商と橿原の奈良勢
の比較となり、近畿大会での戦いぶりが良かったということで橿原の当選が決まった。
補欠校は1位が高田商、2位が上宮。

中国


   尾道商(広2)━┓5
            ┣━┓
    米子工(鳥4)─┘3┃3
              ┣━┐
    倉吉東(鳥1)─┐1│2│
            ┣━┘ │
  岡山商大付(岡2)━┛3  │1
                ┣━┐
    岩国工(山1)━┓4  ┃2│
            ┣━┐ ┃ │
     開星(島3)─┘1│0┃ │
              ┣━┛ │
    岩国(山3)━┓9┃8(7) │
            ┣━┛   │
     浜田(島1)─┘8    │4
                  ┣━ 
    倉敷工(岡1)─┐5    ┃7
            ┣━┓   ┃
   南陽工(山2)━┛9┃3(10)┃
              ┣━┐ ┃
   淞南学園(島2)─┐4│1│ ┃
            ┣━┘ │ ┃
   岡山城東(岡3)━┛7(12)│4┃
                ┣━┛
     盈進(広3)━┓5  ┃6(10)
            ┣━┐ ┃
    米子商(鳥2)─┘2│0┃
              ┣━┛
    鳥取西(鳥3)─┐0┃10  
            ┣━┛
    広陵(広1)━┛8(7) 
中国から推薦されたのは16校。出場枠は3校。まず中国大会で決勝を争った2校は選考
されるに十分な実力を持つ学校ということですんなり決定した。優勝した広陵はエース・川本
と主砲の若林という投打の軸がしっかりしている。準優勝の岩国はコンスタントに好成績を
残して3年連続の選抜となった。最後の3校目をベスト4の南陽工か尾道商で比較になり、
優勝した広陵に延長で惜しくも敗れたこと、また既に同じ山口勢で当選している岩国よりも
県順位が上だったことから南陽工が当選した。補欠校は尾道商。

四国


    高知商(高2)─┐4
            ┣━┐
    丸亀(香1)━┛5│2
              ┣━┓
    鳴門一(徳2)─┐1┃3┃
            ┣━┛ ┃
   今治西(愛1)━┛14  ┃2
                ┣━ 
     丹原(愛2)─┐3  │1 
            ┣━┓ │
  明徳義塾(高1)━┛8┃8│
              ┣━┘
    高松(香2)━┓2│4
            ┣━┘
    鳴門工(徳1)─┘1
四国から推薦されたのは13校。出場枠は3校。四国大会決勝進出の2校は実力でも他の学校
よりも差があると意見がまとまり当選した。優勝の今治西は攻守のレベルが非常に高く
全国でも上位進出の力がある。準優勝の明徳義塾も実力がある。5年連続の選抜となり、経験
も豊富だ。3校目を香川勢の丸亀と高松の間で比較。投手力では互角としながらも県順位が
大きく影響して丸亀の当選となった。補欠校は高松。 

九州


    城北(熊1)━━━┓3(12)
              ┣━┓
  鹿児島情報(鹿3)─┐1│2┃
            ┣━┘ ┃8
    柳ヶ浦(大2)━┛11(6) ┣━┐
                │3│
   佐世保実(長1)━━━┓1│ │
              ┣━┘ │
    浦添商(沖2)───┘0  │0(7) 
                  ┣━┓
  鹿児島城西(鹿1)───┐6(10)┃8┃
              ┣━┐ ┃ ┃
  延岡学園(宮2)━━━┛7│1┃ ┃
                ┣━┛ ┃
    柳川(福1)━━━┓4┃5  ┃
              ┣━┛   ┃
    佐賀北(佐2)───┘0    ┃17
                    ┣━ 
     高鍋(宮1)───┐7    │3
              ┣━┐   │
    波佐見(長2)━┓6┃10│   │
            ┣━┛ │1  │
  九産大九州(福3)─┘4(11)┣━┓ │
                ┃7┃ │
   鹿児島商(鹿2)───┐5┃ ┃ │
              ┣━┛ ┃ │
   佐賀商(佐1)━━━┛8  ┃5│
                  ┣━┘
     明豊(大1)───┐0  │2
              ┣━┓ │
  九州学院(熊2)━━━┛2┃ │
                ┃6│
    宮之城(鹿3)─┐0(7) ┣━┘
            ┣━┓ │0
    戸畑(福2)━┛8┃4│
              ┣━┘
     本部(沖1)───┘1
九州から推薦されたのは24校。出場枠は4校。まず九州大会を圧倒で制した柳川は
投打に文句なしの実力。甲子園でも優勝候補に挙げられるとしてあっさり当選した。
準優勝の佐賀商は決勝での大敗はあったものの、高い機動力という特徴をいかして
勝ち上がった点を評価され2校目の当選。3校目にはベスト4の九州学院が主戦投手
・反頭の活躍もあり当選。同じくベスト4の城北はコールド負けを理由に選考は保留
された。その城北とベスト8での試合内容が良かった戸畑、波佐見、延岡学園を
加えた4校で最後のイスが争われることになった。その結果、本格派右腕・横松を
推す声が多かったこともあり、戸畑が4校目で当選した。だが最後の4校目は
「疑惑の選考」という印象が拭えない。この4校目の詳しい選考経緯は以下のとおり。
戸畑はベスト8で0−6と完敗したが、エース・横松は3連投だったので本来ならもう
少し失点は少なくてすんだ。一方のベスト4の城北は前日試合が空いたという日程的
にも有利な状況ながらコールド負けしたというのは選考されるに値する実力か、という
声が上がり、投手力の良さで戸畑に軍配が上がる結果になった。
・・ここまで細かくチェックしたことを考えると、なんとなく納得できた気がする。