高校野球 年度別 選抜選考経過 1990年(平2年)第62回大会

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各地区 前年1989年(平成元年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校・・、補欠校・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
北海道


       旭川竜谷━┓3(10)
            ┣━┐
       東海大四─┘2│0
              ┣━┓
       室蘭大谷━┓5┃5┃
            ┣━┛ ┃
       帯広南商─┘0  ┃15
                ┣━┐
         滝川─┐2  │11│
            ┣━┐ │ │
         北照━┛5│3│ │
              ┣━┘ │
        函館工─┐3┃8  │
            ┣━┛   │
       北海道工━┛4    │2
                  ┣━ 
       釧路工━┓4    ┃8
            ┣━┓   ┃  
       札幌第一─┘0┃6  ┃  
              ┣━┐ ┃  
       稚内大谷─┐2│5│ ┃  
            ┣━┘ │ ┃
      函館大有斗━┛3  │2┃
                ┣━┛
       札幌新川─┐2  ┃3(10)
            ┣━┐ ┃
       北見緑陵━┛3│3┃
              ┣━┛ 
      北海道桜丘─┐6┃8
            ┣━┛
     駒大岩見沢━┛7
北海道から推薦された4校の戦力を比較。全道大会優勝の駒大岩見沢が高い総合力を
見せ、全く問題なく当選。北海道枠は1校のため甲子園選考はあっさり終了。
次は補欠校の選考。ベスト4進出の釧路工が優勝した駒大岩見沢に延長で惜敗、また
練習試合含めた高い勝率も評価され補欠校へ。

東北


    盛岡商(岩1)───┐0(7)  
              ┣━┐ 
秋田経法大付(秋2)━┓5┃7│
            ┣━┛ │
   日大山形(山1)─┘2  │3 
                ┣━┓
    小高工(福2)─┐3  ┃4┃
            ┣━┐ ┃ ┃
    弘前南(青2)━┛7│2┃ ┃
              ┣━┛ ┃
    東北(宮1)━━━┛10(8) ┃8
                  ┣━ 
     大湊(青1)───┐2  │2
              ┣━┐ │
    米沢商(山2)─┐2┃3│ │
            ┣━┛ │ │
    盛岡工(岩2)━┛9(7) │0│
                ┣━┘
  学法石川(福1)━┓8  ┃7(7) 
            ┣━┐ ┃
     東陵(宮2)─┘1│2┃
              ┣━┛
   金足農(秋1)━━━┛4
推薦16校のうち、東北大会不出場の4校、大会初戦で敗れた6校、また1勝したものの、
戦力不足と評価された弘前南は選考される理由が弱くまず脱落。 残った5校の中から
選抜出場校を決めることになった。東北勢は昨夏甲子園での躍進もあり、上位進出の
期待も込めてか、今大会は3校枠になった。まず文句なしなのが優勝した東北。
左腕・加藤は安定した好投手、また攻撃力もあり甲子園でも優勝候補になりそうだ。
残る2校の枠を4校で検討。消去法で学法石川、盛岡工が他2校に比べ戦力が劣る
とされ落選。その結果、準優勝の金足農、秋田経法大付が当選した。補欠校は
県大会1位を買われ学法石川に。

関東


   佐野日大(栃2)─┐2
            ┣━┓
 東海大甲府(山1)━┛3┃3(10) 
              ┣━┓
    大宮東(埼2)─┐2│0┃
            ┣━┘ ┃
   前橋商(群1)━┛3  ┃11(7) 
                ┣━┐
   太田一(茨2)━┓6  │3│
            ┣━┐ │ │
    銚子商(千1)─┘3│ │ │
              ┣━┘ │
 春日部共栄(埼3)━┓4┃不  │
            ┣━┛   │
    横浜商(神1)─┘3(11)   │2
                  ┣━ 
  日大藤沢(神2)━┓4    ┃5
            ┣━┐   ┃
  宇都宮学園(栃1)─┘2│2  ┃
              ┣━┓ ┃
     印旛(千2)─┐3┃4┃ ┃
            ┣━┛ ┃ ┃
   霞ヶ浦(茨1)━┛4  ┃3┃
                ┣━┛
    前橋工(群2)─┐1  │2
            ┣━┐ │
    甲府工(山2)━┛6│1│
              ┣━┘
伊奈学園総合(埼1)━━━┛2

不 春日部共栄の不戦勝
関東からは19校が推薦された。まずは選考の対象を関東大会出場の15校に絞る。
関東枠は5校。決勝進出の霞ヶ浦、東海大甲府の2校は県大会1位通過ということ
もあり堂々の当選だ。次にすんなり決まったのがベスト4進出で優勝した霞ヶ浦に
善戦した伊奈学園総合。3校決まって残るは2校。ここからが難航した。
まず除外されたのが初戦敗退7校と打力が弱いとされた甲府工。候補はベスト4ながら
コールド負けがマイナス材料の春日部共栄、食中毒のアクシデントに見舞われベスト8
で不戦敗を喫した太田一、同じくベスト8敗退の日大藤沢と前橋商の4校。
地域性を中心に検討が行われた結果、共に投手力に定評がある日大藤沢と前橋商
が4、5校目で当選した。補欠1位は春日部共栄、2位は太田一に決定。

東京


       日本学園───┐1   
              ┣━┐     
        法政一━━━┛2│2
                ┣━┐    
      日大鶴ヶ丘───┐3┃6│ 
              ┣━┛ │
       早稲田実━┓10┃6  │
            ┣━┛   │
         拝島─┘0(5)   │1(6) 
                  ┣━┐ 
         修徳───┐2  ┃11│
              ┣━┐ ┃ │
         足立━━━┛4│0┃ │
                ┣━┛ │
        江戸川───┐1┃10(5) │
              ┣━┛   │ 
         錦城─┐7┃13(5)   │ 
            ┣━┛     │
       関東一━┛10      │8
                    ┣━ 
       日大豊山───┐1(7)     ┃10 
              ┣━┓   ┃ 
      芝浦工大高━━━┛9┃7(7) ┃
                ┣━┐ ┃ 
      工学院大高━━━┓7│0│ ┃ 
              ┣━┘ │ ┃ 
         東京─┐11│2  │ ┃ 
            ┣━┘   │ ┃ 
         保谷━┛10(10)   │1┃ 
                  ┣━┛ 
        帝京━━━┓7  ┃8 
              ┣━┓ ┃ 
        国士舘───┘2┃13┃ 
                ┣━┛ 
        日大三───┐5│1(5) 
              ┣━┘  
     国学院久我山━┓9┃9    
            ┣━┛   
         堀越─┘1(7) 
東京からの推薦は4校。選抜枠は1校。今大会に関しては東北勢の選抜増枠の煽り
を食らった形となった。枠が1校しかなければ優勝校が文句なく当選することに
なる。昨夏甲子園を制した帝京が秋の東京大会でも圧倒的な力を見せつけて
優勝。旧チーム同様、総合力に優れ夏春連覇の期待もかかる。補欠校は帝京に
も劣らない打力を誇る準優勝の関東一。

北信越


    高岡商(富1)━━━┓6
              ┣━┐
    岡谷南(長2)━┓4│4│
            ┣━┘ │
    新潟西(新2)─┘0  │4(7) 
                ┣━┓
     魚津(富3)─┐3  ┃11┃
            ┣━┐ ┃ ┃
     大野(福1)━┛6│0┃ ┃
              ┣━┛ ┃
    金沢(石1)━━━┛4  ┃2
                  ┣━ 
   東海大三(長1)───┐3(14)│0
              ┣━┓ │
   福井商(福2)━┓5┃4┃ │
            ┣━┛ ┃ │
   高岡第一(富2)─┘4  ┃1│
                ┣━┘
     雄山(富3)─┐1(7) │0
            ┣━┓ │
    星稜(石2)━┛11┃13│
              ┣━┘
    高田工(新1)───┘3(6) 
推薦されたのは11校。北信越大会不出場の高田も推薦された11校に含まれている
ことから、北信越大会に出場しながら推薦されなかった学校が2校あることになる
(不祥事等による辞退か?)。 出場枠は2校。北信越大会ベスト4進出の4校と
それ以前に敗れた7校の実力差は歴然との判断から4強の中から2校が選ばれること
になった。まずはコールド負けを喫した高岡商が脱落。次に優勝校である金沢が
当選し、残りの1校を準優勝の福井商、ベスト4の星稜とで検討。両校は直接対決
しているので、それに勝った福井商が問題なく当選。星稜は補欠校にまわった。

東海


    三重(三1)━━━┓9(7) 
              ┣━┐
   東海大工(静2)━┓7│1│
            ┣━┘ │
     中京(愛3)─┘5(12)│0(7) 
                ┣━┓
    享栄(愛1)━━━┓10┃8┃
              ┣━┛ ┃
   美濃加茂(岐2)━┓1│1(7) ┃
            ┣━┘   ┃
     明野(三3)─┘0    ┃7
                  ┣━ 
    東濃実(岐1)───┐6  │0
              ┣━┐ │
  四日市工(三2)━┓4┃13│ │
            ┣━┛ │ │
     静岡(静3)─┘3  │1│
                ┣━┘
   浜松商(静1)━━━┓13┃3
              ┣━┛
     東邦(愛2)━┓13│6(7) 
            ┣━┘
   大垣日大(岐3)─┘3(7) 
東海大会は大差がついた試合が多く、各校かなり力の差があったようだ。12校が
推薦されたが、候補を早くもベスト4進出の4校に限定。ここから東海枠3校が選ばれる
ことになった。優勝した享栄は3試合すべてに圧倒。しかも主戦投手・高木は準決勝、
決勝共に完封。強力打線も加えかなり強い。甲子園でも優勝候補になるだろう。
次に準優勝の浜松商が選ばれ、残りの1校はベスト4の三重、四日市工の三重勢で
検討。両校僅差の争いになったため、県大会の順位、スコアはもちろん、試合の詳細
までもが参考資料として引っ張り出された。結果最終的に決め手になったのは県大会
での順位。県大会1位校である三重が3校目の選抜出場校に滑り込んだ。四日市工が
補欠校へ。

近畿


  智弁学園(奈1)━━━┓3(10) 
              ┣━┐
     南部(和2)─┐0│2│
            ┣━┘ │
   北嵯峨(京1)━┛1  │1
                ┣━┓
   関西創価(大2)─┐1  ┃3┃
            ┣━┓ ┃ ┃
   近大付(大1)━┛3┃3┃ ┃
              ┣━┛ ┃
   彦根東(滋1)─┐3│0  ┃
            ┣━┘   ┃
  神戸弘陵(兵3)━┛5(13)  ┃8
                  ┣━ 
   京都成章(京2)─┐2(7)   │0
            ┣━┐   │
   高野山(和1)━┛10│0  │
              ┣━┐ │
  近江兄弟社(滋2)─┐0┃2│ │
            ┣━┛ │ │
  川西緑台(兵2)━┛5  │2│
                ┣━┘
     育英(兵1)─┐0  ┃5
            ┣━┐ ┃
    北陽(大3)━┛1│1┃
              ┣━┛
    天理(奈2)━━━┛2
近畿からは18校が推薦された。 近畿大会不出場ながら推薦された斑鳩は明治神宮
大会で活躍した実績を買われ、近畿大会出場14校と同等に選考対象に残った。
斑鳩以外の近畿大会不出場の推薦組3校はまず脱落。
15校の中から近畿枠7校を選ぶ。まずは初戦敗退し、また試合内容も評価されるほど
でもない京都成章、近江兄弟社、南部の3校が落選。奈良勢は智弁学園、天理の
2校がベスト4以上に進出していることから、地域性を考え斑鳩もここで外された。
今度は上位校へ目を移す。優勝した近大付、準優勝の天理はまず文句なし。
ベスト4の智弁学園、川西緑台も全く問題なし。残りの3校をまだ名前の挙がっていない
7校の中から選ぶのだが、ここからが難関だ。 まずは初戦敗退校を外そうということ
になり、彦根東、関西創価、育英の落選が決定。ベスト8で敗れた北嵯峨、北陽、
神戸弘陵、高野山の4校から3校を選ぶことに。エース・森が安定しているという理由
から北嵯峨が5校目で当選。同じくエース・寺前の投球が評価された北陽が6校目へ。
神戸弘陵が優勝した近大付に善戦したことが高野山に比べ少し有利になって7校目へ
滑り込んだ。高野山が補欠1位、彦根東が補欠2位となった。

中国


     山陽(広1)───┐2
              ┣━┓
   倉敷商(岡2)━┓5┃4┃
            ┣━┛ ┃3
    宇部商(山1)─┘0  ┣━┐
                │1│
    出雲西(島2)───┐2│ │
              ┣━┘ │
   鳥取西(鳥1)━━━┛7  │2
                  ┣━ 
     宇部(山2)───┐3  ┃9
              ┣━┓ ┃
  玉野光南(岡1)━━━┛4┃ ┃
                ┃11┃
      境(鳥2)─┐4  ┣━┛
            ┣━┓ │5
  淞南学園(島1)━┛11┃6│
              ┣━┘
  広島電大付(広2)───┘4
推薦された16校のうち、中国大会出場の10校に絞って選考を開始。境、出雲西、
宇部商の3校は初戦敗退の上、試合内容も良かったとは言えず最初に脱落し7校へ。
同じく1勝もできなかった山陽、広島電大付の広島勢も攻守で特に際立った箇所が
見当たらず外れる。ベスト4進出の4校と初戦で惜しくも敗れた宇部の5校が残った。
最初に当選したのが優勝の玉野光南。初出場ながら豊富な投手陣と粘り強さも持ち、
甲子園でも活躍が期待される。好投手・岡を擁する準優勝の倉敷商が2校目に。
最後の1枠を鳥取西、淞南学園、宇部の3校から選ぶことになった。まず宇部は
県大会2位が響いて落選、淞南学園は投手力にやや不安があるとして外され、
鳥取西が3校目に滑り込んだ。淞南学園が補欠校へ。

四国


   高松商(香2)━┓4
            ┣━┓
     鳴門(徳1)─┘1┃2
              ┣━┓
    西条(愛2)━┓7│1┃
            ┣━┘ ┃
  高岡宇佐(高1)─┘6(12)┃9
                ┣━ 
    高知(高2)━┓4  │3
            ┣━┐ │
   尽誠学園(香1)─┘1│0│
              ┣━┘
    鳴門工(徳2)─┐1┃4
            ┣━┛
    新田(愛1)━┛8
推薦12校のうち四国大会不出場の4校をまず対象外へ。ここからいくつかの学校を落とす
前に優勝の高松商がまず当選決定。それだけ文句なしの突出した力を持っていると評価
されたということだ。次は初戦敗退組のうち鳴門、鳴門工、尽誠学園の3校が試合内容に
好材料が見つからないとし脱落。残った4校で2校を選考する。まずは打線が力強い準優勝
の新田が当選。残る高知、高岡宇佐、西条の3校のなかで高知が一番総合力が高いとされ
3校目で当選。西条が補欠1位、高岡宇佐が補欠2位へ。

九州


   沖縄水産(沖1)━━━┓8
              ┣━┐
   鹿児島商(鹿2)───┘2│1
                ┣━┐
   延岡学園(宮1)───┐3┃5│
              ┣━┛ │
    鎮西(熊2)━━━┛4  │1
                  ┣━┐
    島原南(長1)───┐1(5) ┃3│
              ┣━┐ ┃ │
    佐賀北(佐2)━━━┛13│0┃ │
                ┣━┛ │
     小倉(福北1)───┐1┃6  │
              ┣━┛   │
  日田林工(大2)━━━┛11    │1
                    ┣━ 
     龍谷(佐1)━━━┓5    ┃10
              ┣━┐   ┃
   東海大五(福南1)───┘4│0(5) ┃
                ┣━┓ ┃
  鹿児島実(鹿1)━━━┓6┃13┃ ┃
              ┣━┛ ┃ ┃
    小林西(宮2)───┘1  ┃3┃
                  ┣━┛
  東海大二(熊1)━━━┓6  │2(12) 
              ┣━┐ │
     読谷(沖2)───┘1│3│
                ┣━┘
   柳ヶ浦(大1)━━━┓12┃5
              ┣━┛
   島原中央(長2)─┐3│11
            ┣━┘
     東筑(福北2)━┛8
九州からは26校が推薦され、地区大会出場の17校+神宮大会での好勝負が
評価された宮古を加え計18校で本格選考を開始。他の地区よりも迅速な検討
だったらしく、消去法を用いず選抜されるにふさわしい学校から順に当選させて
いった。その結果優勝の鹿児島実は全く問題なし。その鹿児島実にベスト4で
接戦を演じた柳ヶ浦が2校目で当選。日田林工、鎮西、東海大二の3校が残り
2枠にノミネートされた。まずは準優勝の実績と投手の安定感を買われた
日田林工が3校目で当選。最後はベスト4進出で、主戦・佐藤が防御率
0点台という鎮西が4校目で甲子園の切符を手に入れた。東海大二は
惜しくも補欠校へ。



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