高校野球 年度別 選抜選考経過 1989年(平成元年)第61回大会

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各地区 前年1988年(昭63年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校・・、補欠校・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
北海道


        札幌北━┓13(7)
            ┣━┓
         湧別─┘1┃6
              ┣━┐
       釧路湖陵━┓10│3│
            ┣━┘ │
        函館工─┘2(8) │0(7)
                ┣━┓
      東海大四━┓4  ┃7┃
            ┣━┓ ┃ ┃
      駒大岩見沢─┘1┃6┃ ┃
              ┣━┛ ┃
       室蘭大谷━┓5│4  ┃
            ┣━┘   ┃
        旭川実─┘2    ┃2
                  ┣━ 
        砂川北━┓9(8)   │0
            ┣━┐   │  
         北海─┘0│2(7) │  
              ┣━┓ │  
       小樽潮陵─┐1┃10┃ │  
            ┣━┛ ┃ │
      苫小牧工━┛9(7) ┃7│
                ┣━┘
       札幌日大─┐3  │4
            ┣━┐ │
         天塩━┛4│2│
              ┣━┘ 
        帯広北─┐4┃7
            ┣━┛
     函館大有斗━┛8
記念大会の前年と同じく2校が選出された。前年は出場枠が増えたこともあって2校
選出だったが、今大会は本来なら1校の選出の予定だったと思われる。しかし例年2校
選ばれていた東京の選出が1校になったことから、北海道にその分の出場枠が1校
まわってきたのだろう。北海道で推薦された学校は5校。そのうち、全道大会優勝の
東海大四がまず実績を買われ当選。残る学校で2校目を検討した結果、大会準優勝の
苫小牧工が決勝でも善戦していることを評価され当選。
準決勝で惜しくも敗れた函館大有斗が補欠校に選ばれている。
東海大四はエース・五十嵐を中心になかなかのチーム力と評価も高い。

東北


  仙台育英(宮1)━━━┓3 
              ┣━┓ 
    青森商(青2)─┐1│0┃
            ┣━┘ ┃
   学法石川(福1)━┛7  ┃7 
                ┣━┓
    酒田東(山2)─┐1  │2┃
            ┣━┓ │ ┃
   金足農(秋2)━┛2┃2│ ┃
              ┣━┘ ┃
   専大北上(岩1)───┘1  ┃16
                  ┣━ 
     八戸(青1)───┐0  │0
              ┣━┐ │
     郡山(福2)─┐4┃3│ │
            ┣━┛ │ │
     柴田(宮2)━┛11(7) │0│
                ┣━┘
    秋田(秋1)━┓12(7) ┃5
            ┣━┓ ┃
   一関商工(岩2)─┘0┃7┃
              ┣━┛
   鶴商学園(山1)───┘2
東北からは16校が推薦された。そのうち東北大会に出場していない4校と大会で
ベスト4に入れなかった8校の計12校は決定的な選出理由はなくまず除外。
ベスト4の中から2校が選ばれることになった。 優勝の仙台育英は文句なし。
東北大会では圧倒的な力を見せつけ、全国でも十分上位を狙える戦力と
高い評価だ。決勝では16−0と大差がついたため2校目を選ぶのは難しいところ。
決勝で大敗したとはいえ、秋田はエース・椎名が4連投だったことや力は総合的に
見て4強進出の他の2校より上回っているとされ当選した。補欠校候補には
ベスト4に進出できず一旦選考から除外された学法石川が再び浮上。ベスト4の
金足農、柴田などで検討された結果、金足農が投手力で評価され補欠校へ。

関東


   桐生市商(群2)─┐0
            ┣━┓
  宇都宮工(栃1)━┛5┃3(10) 
              ┣━┐
  東海大相模(神2)━┓3│2│
            ┣━┘ │
  東洋大牛久(茨1)─┘1  │0
                ┣━┐
     吉田(山2)─┐2  ┃5│
            ┣━┐ ┃ │
  八千代松陰(千1)━┛4│1┃ │
              ┣━┛ │
 横浜商大高(神3)━┓6┃11(5) │
            ┣━┛   │
 春日部共栄(埼1)─┘3    │6
                  ┣━ 
    市柏(千2)━┓3    ┃11
            ┣━┓   ┃
   前橋商(群1)─┘2┃8(7) ┃
              ┣━┓ ┃
   東農大三(埼2)━┓8│0┃ ┃
            ┣━┘ ┃ ┃
   駿台甲府(山1)─┘1  ┃10┃
                ┣━┛
   日立工(茨2)━┓11(7) │5
            ┣━┐ │
   佐野日大(栃2)─┘2│3│
              ┣━┘
   横浜商(神1)━━━┛4
関東からの推薦は19校。関東大会に出場していない4校を除外。次に初戦敗退組
の中から5校、選ばれる決定的な理由がなく選考から外された。
残る10校の中から検討。まずは優勝の市柏、準優勝の横浜商大高は実績、実力とも
に文句なし。ベスト4の2校、横浜商と宇都宮工は共に左腕エースの評価が高く、
ベスト4の実績もあり当選。関東枠は5校。最後の1校をベスト4に進出できなかった
残る6校から選ばれることになった。東海大相模は地域性で、八千代松陰、東農大三
はコールド負けを理由に落選。日立工、春日部共栄、前橋商の3校で残る1校の枠を
検討。その結果、3校で唯一初戦を突破し、ベスト8に進出した日立工が好守に
はつらつとしたプレーを評価され選出された。

東京


       日大三━┓6   
            ┣━┓     
         南野─┘1┃3
              ┣━┐    
         関東─┐5│1│ 
            ┣━┘ │
        日大一━┛6  │1(8) 
                ┣━┐ 
      世田谷学園─┐1  ┃9│
            ┣━┓ ┃ │
        岩倉━┛6┃9┃ │
              ┣━┛ │
        東京実─┐4│3  │
            ┣━┘   │ 
      芝浦工大高━┛11(7)   │0
                  ┣━ 
      日大鶴ヶ丘━┓6      ┃14 
            ┣━┐   ┃ 
        清瀬東─┘3│2(7) ┃
              ┣━┓ ┃ 
        帝京━┓11┃12┃ ┃ 
            ┣━┛ ┃ ┃ 
     二松学舎大付─┘1(7) ┃10┃ 
                ┣━┛ 
        日比谷─┐0  │0(6) 
            ┣━┓ │ 
         修徳━┛4┃5│ 
              ┣━┘ 
     国学院久我山━┓8│2  
            ┣━┘  
        東大和─┘5  

※ 不祥事により選抜推薦取り消し
推薦されたのは3校。本来なら東京枠は2校。しかし岩倉の推薦取り消しのため東京
からは1校へ。こうなると選抜選考に迷う理由はない。東京大会優勝の帝京が当選。
帝京は総合力で他を圧倒。甲子園でも優勝候補の筆頭格になるのは確実だ。
推薦された残りの日大三、修徳の2校で補欠校を検討。左右二枚看板の投手陣が
評価され日大三が補欠校へ。

北信越


    金沢商(石1)───┐3
              ┣━┐
   松商学園(長2)─┐1┃7│
            ┣━┛ │
    丹生(福3)━┛2(15)│4
                ┣━┐
   福井商(福2)━┓1  ┃5│
            ┣━┓ ┃ │
   新発田農(新1)─┘0┃8┃ │
              ┣━┛ │
     氷見(富1)───┘1(7) │5
                  ┣━ 
     上田(長1)───┐7  ┃6
              ┣━┐ ┃
    富山商(富2)─┐4┃8│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
     福井(福3)━┛8  │5┃
                ┣━┛
     寺井(石2)─┐6  ┃7
            ┣━┐ ┃
    糸魚川(新2)━┛8│1┃
              ┣━┛
    北陸(福1)━━━┛5
推薦は13校。そのうち北信越大会に参加した12校を選抜の対象に絞る。大会は
福井県勢がベスト4を独占するという大活躍。 北信越枠は2校なので、当選は
決勝進出の2校、北陸、福井商で全く問題なし。補欠校は共に福井3位で
北信越大会ベスト4の2校の間で比較された。丹生が(練習試合含めた)勝率、
投手データで福井を上回り補欠校に決まった。

東海


     享栄(愛1)───┐0
              ┣━┐
    羽島北(岐2)─┐0┃5│
            ┣━┛ │3
     三重(三3)━┛3  ┣━┐
                ┃5│
  日生第二(三1)━━━┓14┃ │
              ┣━┛ │
     静岡(静2)─┐0│2(5) │
            ┣━┘   │
   岡崎城西(愛3)━┛2(11)   │1
                  ┣━ 
  県岐阜商(岐1)━━━┓10(5) ┃7
              ┣━┐ ┃
     海星(三2)━┓9│0│ ┃
            ┣━┘ │3┃
   常葉菊川(静3)─┘3  ┣━┛
                ┃4
   池新田(静1)───┐0┃
              ┣━┛
    東邦(愛2)━┓3┃1
            ┣━┛
   美濃加茂(岐3)─┘0
東海からは12校が推薦された。つまり東海大会出場校をそのまま推薦という形。
愛知2位ながら他県の1位校をすべて倒して優勝した東邦の当選は文句なし。
準優勝の日生第二もすんなり当選。キビキビしたプレーも好印象だったらしい。
東海枠3校は例年決勝進出2校とベスト4で良い試合をした学校が選ばれて
いるが、今回は県大会順位、地域性も考慮され、県岐阜商が3校目に滑り
込んだ。惜しくも選出ならなかった三重と池新田の両校を比較し補欠校を検討。
その結果、県大会順位が加味され池新田が補欠校に。

近畿


  東洋大姫路(兵1)───┐0
              ┣━┐
     北陽(大3)─┐1┃3│
            ┣━┛ │
    日高(和1)━┛2  │3
                ┣━┐
    片桐(奈1)━┓8  ┃6│
            ┣━┐ ┃ │
     八幡(京2)─┘2│4┃ │
              ┣━┛ │
    高島(滋2)─┐2┃16  │
            ┣━┛   │
  報徳学園(兵2)━┛3    │4
                  ┣━ 
   尼崎北(兵3)━┓3    ┃6
            ┣━┓   ┃
   八幡商(滋1)─┘2┃8  ┃
                ┣━┓ ┃
    上宮(大2)━┓15│6┃ ┃
              ┣━┘ ┃ ┃
     天理(奈2)─┘8(7) ┃3┃
                ┣━┛
   京都西(京1)━┓3  │2
            ┣━┐ │
     南部(和2)─┘0│2│
              ┣━┘
   近大付(大1)━━━┛6
16校が推薦され、まずは近畿大会出場の14校に選考の対象を限定。近畿は7校枠。
まず初戦敗退7校の内、滋賀勢の八幡商と高島以外は地域性で引っかかり、5校が
外された。残った9校から7校を選ぶ。ベスト4以上の学校はマイナス材料は特に
見つからない。というわけでベスト4進出の尼崎北、報徳学園、近大付、日高
がまず当選。決勝進出2校は文句なく当選。ベスト4の近大付は守りのレベルが非常
に高い。日高は攻撃力が弱いが守りに定評がある。残りの3校の中で浮上したのが
ベスト8の上宮、京都西。上宮は全国でも有数の打力を誇り堂々の選出だ。
最後の1校の枠はベスト8の片桐、前述の初戦敗退滋賀勢2校の計3校で議論される
ことになった。高島は同じ比較対象の八幡商に県大会で敗れていることからまず
外され、八幡商と片桐の間で比較。片桐は1勝したが、投手力に難ありで16失点
を喫し敗れたのが痛かった。投手力の評価により八幡商が初戦敗退ながら当選した。
補欠校は片桐(1位)と高島(2位)に。

中国


     境(鳥1)━━━┓8(7) 
              ┣━┐
    松江商(島2)━┓2│1│
            ┣━┘ │3
  岡山大安寺(岡1)─┘0  ┣━┓
                ┃11┃
    下松工(山2)───┐1┃ ┃
              ┣━┛ ┃
   広島工(広1)━━━┛10(7) ┃8
                  ┣━ 
   倉吉東(鳥2)━━━┓2  │2
              ┣━┓ │
   松江東(島1)───┘1┃ │
                ┃7│
     作陽(岡2)━┓4  ┣━┘
            ┣━┐ │5
    桜ヶ丘(山1)─┘2│2│
              ┣━┘
    山陽(広2)━━━┛4
15校推薦のうち、中国大会に出場していない5校をまず除外。10校の間で3校が
選ばれることになった。 まずふるいにかけられたのが初戦敗退のなかから
岡山大安寺、桜ヶ丘、下松工、1勝したもののコールド負けが響いた松江商。
残った6校で3校選出を検討。そのうち優勝した広島工は文句なし。守備力に
不安を残すも攻撃力は全国でも期待できそうだ。準優勝の倉吉東も特に問題
なく当選。3校目は難しいところだ。残り4校のうちベスト4の境はまず大差で
敗れたのと地域性により脱落。同じくベスト4の山陽も地域性で不利。その山陽
に敗れた作陽が選ばれるのもおかしい。結局は初戦敗退ながら島根1位で、
また安定した左腕・大淀が注目されたことにより松江東が選出されることに
なった。補欠校はベスト4進出の山陽(1位)、境(2位)の両校。

四国


  尽誠学園(香1)━┓10
            ┣━┓
     池田(徳2)─┘9┃9
              ┣━┐
  明徳義塾(高1)━┓8│6│
            ┣━┘ │
   宇和島東(愛2)─┘6(10)│4
                ┣━ 
    西条(愛1)━┓5  ┃6
            ┣━┓ ┃
    三本松(香2)─┘2┃2┃
              ┣━┛
  小松島西(徳1)━┓5│0
            ┣━┘
    土佐(高2)─┘4
推薦12校から選考対象を四国大会出場の8校に絞る。 初戦敗退校のうち唯一接戦
に持ち込めなかった三本松が実力不足とされ脱落。選抜出場校を決める前にまず
は初戦敗退校の中から土佐が「キビキビした試合運びに好感が持てる」とされ
補欠校に決まった。先に補欠校(のうち1校)が決まるというのは珍しい話だ。
次に上位校の検討へ。優勝の西条は県大会1位という理由もあり文句なし。
準優勝の尽誠学園も多少選考時間はかかったものの当選。残る1校をベスト4の
小松島西、明徳義塾の中から選ぶことになるが、ともに県1位だけに選考には難儀
した。結果的には明徳義塾の失点が多すぎたというのがポイントになり、守備力で
上回る小松島西が当選。明徳義塾は補欠1位校へ。

九州


 別府羽室台(大1)━━━┓9
              ┣━┓
    浦添商(沖2)───┘8┃7
                ┣━┐
     柳川(福南1)───┐3│1│
              ┣━┘ │
     海星(長2)━━━┛7  │0
                  ┣━┓
  日章学園(宮1)━━━┓7(7) ┃3┃
              ┣━┐ ┃ ┃
   出水中央(鹿2)───┘0│2┃ ┃
                ┣━┛ ┃
    龍谷(佐1)━━━┓3┃7  ┃
              ┣━┛   ┃
     矢部(熊2)───┘0    ┃7
                    ┣━ 
   東海大二(熊1)───┐1(5)   │6
              ┣━┓   │ 
   佐賀商(佐2)━━━┛11┃8(7) │(11)
                ┣━┓ │
     瓊浦(長1)───┐1│0┃ │
              ┣━┘ ┃ │
   宮崎中央(宮2)━━━┛10(7) ┃5│
                  ┣━┘
    興南(沖1)━━━┓3  │4
              ┣━┐ │
     小倉(福北1)───┘1│3│
                ┣━┘
 鹿児島商工(鹿1)━━━┓7┃6
              ┣━┛
   佐伯鶴城(大2)━┓4│2
            ┣━┘
    熊本工(熊3)─┘3
 九州からは27校が推薦された。まずは九州大会に出場していない10校が
除外された。次に九州大会1回戦、2回戦で敗れた学校のうち、特に
選ばれるほどの理由がある学校はなしとして、ベスト8進出校から九州枠
4校が選出されることになった。まずすんなりと決まったのが、決勝進出
の共に佐賀勢の龍谷、佐賀商だ。続いてはベスト4進出の鹿児島商工が
高いチーム力を買われ当選。残り1校をベスト4の別府羽室台、ベスト8
での試合を評価された日章学園、興南の3校で検討することになった。
こういう場合はやはり1つ上まで勝ち上がった学校が有利になるのは
当然のこと。別府羽室台が当選し、日章学園が補欠1位、興南が
補欠2位にまわった。



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