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▲北海道工━━━┓5 ┣━┓ 函館商━┓7│0┃ ┣━┘ ┃ 釧路第一─┘1 ┃5 ┣━┐ 岩内─┐0 │2│ ┣━┓ │ │ 士別━┛1┃4│ │ ┣━┘ │ 北見柏陽───┘1 │4 ┣━ ★札幌商━━━┓10 ┃10 ┣━┓ ┃ 帯広三条━┓12│2┃ ┃ ┣━┘ ┃ ┃ 三笠─┘3 ┃2┃ ┣━┛ 旭川竜谷─┐1 │0 ┣━┓ │ ★北海道日大━┛9┃19│ ┣━┘ 滝川───┘1 |
北海道大会優勝、神宮大会準決勝進出の札幌商がまず当選した。右の本格派投手・ 中村は大会では序盤までは速球中心、後半強打のチームに対してはカーブで緩急を つけ好投した。2校目は準優勝の北海道工と準決勝で札幌商に惜敗した北海道日大 の比較になった。中村投手をしのぐ実力と評価された三上投手がいること、打力が あること、スケールが大きいといった点で北海道日大が北海道工をおさえて当選 した。補欠校は北海道工。 |
山形商(山2)━┓3 ┣━┐ 会津工(福1)─┘1│0 ┣━┐ 五所川原農林(青1)─┐3┃7│ ┣━┛ │ ★仙台育英(宮1)━┛6 │2 ┣━ ★日大山形(山1)━┓5 ┃6 ┣━┓ ┃ ▲秋田商(秋1)─┘3┃6┃ ┣━┛ 山形電波工(山3?)─┐1│1 ┣━┘ 盛岡一(岩1)━┛4 |
全体的に攻撃型のチームが多かったといわれた東北大会で優勝、さらに神宮大会でも 準優勝して実力全国レベルの日大山形がまずは当選。エース金子はカーブが武器で制球 も良い。2校目は東北大会準優勝の仙台育英、準決勝進出の盛岡一、日大山形を最も 苦しめた秋田商の間で比較することになり、粗削りながら高めに滅法強い打撃で .339の打率を残した仙台育英が当選した。補欠校は秋田商。 |
★東海大相模(神1)━┓10 ┣━┓ 高崎(群1)─┘5┃3 ┣━┐ 太田一(茨1)─┐3│1│ ┣━┘ │ ★習志野(千1)━┛5 │2 ┣━ 深谷商(埼1)─┐3 ┃3 ┣━┓ ┃ ★小山(栃1)━┛4┃3┃ ┣━┛ ▲市川(山1)━┓5│1 ┣━┘ 磯原(茨2)─┘3 |
秋の関東大会優勝校の小山、東京大会優勝校の堀越が最初に選ばれた。小山は主戦 投手下手投げの田村がカーブ、シュートの制球が良く、打撃も粘り強い。堀越は 鹿倉―上条のバッテリーをはじめ昨年の主力が半分をしめ、まとまったチーム力と 評価された。3校目は強打の東海大相模が当選した。左腕・村中、強打の三塁手・原 など7人の甲子園経験者を擁するチーム力は全国Aクラス。最後の4校目は東京準優勝 の帝京、関東ベスト4の習志野、市川の3校の比較になった。習志野・小川、帝京・ 小山の両本格派の右腕が評価され最後は習志野と帝京の一騎打ちとなる。両校の直接 対決は1勝1敗、エース同士の対決では習志野勝利、さらに千葉2番手クラスチーム の成東に習志野は2勝、対する東京優勝の堀越は2敗。こうした対戦成績を考慮した 結果、習志野のほうが力が上という結論になり習志野が4校目で当選した。補欠校は 関東が市川、東京が帝京。 |
佼成学園━┓3 ┣━┐ 東大和─┘2│0 ┣━┓ ▲帝京━┓8┃10┃ ┣━┛ ┃ 日大一─┘1 ┃1 ┣━┐ 日大三━┓4 │0│ ┣━┓ │ │ 日大二─┘0┃4│ │ ┣━┘ │ 早稲田実━┓8│0 │ ┣━┘ │ 八王子─┘1 │2 ┣━ 正則━┓6 ┃4 ┣━┐ ┃ 明治─┘2│0 ┃ ┣━┐ ┃ 修徳─┐3┃11│ ┃ ┣━┛ │ ┃ 拓大一━┛4 │0┃ ┣━┛ 国立━┓9 ┃7 ┣━┐ ┃ 東京教育大付─┘3│0┃ ┣━┛ ★堀越━┓5┃10 ┣━┛ 日大桜丘─┘0 |
▲星稜(石1)━┓7 ┣━┓ 長岡(新1)─┘0┃12 ┣━┐ 石川県工(石2)━┓9│5│ ┣━┘ │ 高岡商(富1)─┘8 │0 ┣━ 七尾工(石3)─┐0 ┃7 ┣━┓ ┃ ★福井商(福1)━┛7┃5┃ ┣━┛ 金沢桜丘(石3)━┓4│0 ┣━┘ 松商学園(長1)─┘0 |
北信越の選考からはじまり、地区大会優勝の福井商、準優勝の星稜の戦力が抜きんで ているとしてこの2校からまずは神宮大会でも優勝した福井商が当選した。エース前側は アンダースロー独自のシュートを武器に秋季大会、神宮大会で計60イニング無失点 の記録を作った。続く星稜は中部地区のチームと並行して比較。中部地区では大会 優勝の静岡商、準優勝の中京が2校同時に当選した。静岡商は好打のトップバッター 大石、長打力のある久保寺など上位打線が打率3割を超える。中京はこの数年で最も 強力な打線で安井、岡田忠、千賀の中軸は「超高校級」といわれる。最後の1枠を 争って激戦になった。中部からベスト4の掛川西、中京商に市岐阜商、愛知の4校 の比較になり、実力評価で掛川西が浮上。さらに北信越候補の星稜との比較では 星稜が粗削りな部分を指摘されたことで掛川西の評価が上回り最後の4校目で当選 した。補欠校は北信越が星稜、中部が市岐阜商になった。 |
★静岡商(静1)━┓4 ┣━┓ 愛知(愛2)─┘3┃15 ┣━┓ 松阪工(三1)─┐1│6┃ ┣━┘ ┃ 中京商(岐2)━┛4 ┃5 ┣━ ▲市岐阜商(岐1)─┐4 │2 ┣━┐ │ ★掛川西(静2)━┛5│2│ ┣━┘ 神戸(三2)─┐2┃3 ┣━┛ ★中京(愛1)━┛7 |
★伊都(和1)━━━┓3 ┣━┓ 比叡山(滋2)─┐1│2┃ ┣━┘ ┃ ★初芝(大2)━┛2 ┃4 ┣━┐ ★東山(京1)━┓8 │2│ ┣━┐ │ │ 東洋大姫路(兵2)─┘0│2│ │ ┣━┘ │ ★天理(奈1)━━━┛5 │2 ┣━ ★近大付(大1)───┐2 ┃11 ┣━┓ ┃ 海南(和2)─┐4┃3┃ ┃ ┣━┛ ┃ ┃ ★報徳学園(兵1)━┛9 ┃8┃ ┣━┛ ▲郡山(奈2)━┓8 │0 ┣━┐ │ ▲宮津(京2)─┘6│4│ ┣━┘ ★能登川(滋1)━━━┛7 |
近畿大会優勝の報徳学園、準優勝の伊都がまずは当選した。報徳学園は前年選抜優勝 経験者の三塁三砂、一塁牧野ら主力が残り今年も戦力充実と高評価を得た。伊都は決 勝で大敗したものの左腕・福田―中西のバッテリー中心に大会をもり立てた。3校目 には優勝した報徳学園打線を苦しめた大型速球派投手・大山を擁する近大付が当選。 4校目には切れ目のない打線を持つ天理が当選。同じく打線の評価が高い能登川が 5校目で当選した。残る2枠を初芝、東山、郡山の3校で比較する。まずは東山が 練習試合で郡山に勝っていること、さらに地域性で6校目の当選を果たした。最後 は初芝が練習試合で郡山に連勝していること、守りが充実しているということで 当選した。補欠校は1位が郡山、2位が宮津。最終的に練習試合での結果も比較対象 となり大きく影響した。大会そのものは期待の投手、岸本(東洋大姫路)、木下(郡山) が1、2戦目で姿を消すなど全体的に低評価だったようだ。 |
鳥取西(鳥1)───┐3 ┣━┓ ★倉敷工(岡2)━┓3┃5┃ ┣━┛ ┃8 広島商(広1)─┘0 ┣━┐ │1│ 大田(島1)───┐2│ │ ┣━┘ │ ▲岩国(山2)━━━┛3 │1 ┣━ ★倉吉北(鳥2)━━━┓6 ┃2 ┣━┐ ┃ 岡山東商(岡1)───┘5│ ┃ │3┃ ★広島工(広2)━┓4 ┣━┛ ┣━┓ ┃8 江の川(島2)─┘1┃2┃ ┣━┛ 多々良学園(山1)───┘0 |
まずは中国出場枠の3校のうち山陽2校、山陰1校に割り当てる。中国大会優勝の 広島工と準優勝の倉敷工が満場一致で当選を果たした。広島工は打力はやや弱い とされながらも本格派投手の小林が安定感がある。準優勝の倉敷工はエース兼光の ヒジの傷みでの準決勝、決勝の登板回避を大会随一の強力打線でカバーした。 3番手は山陰からの選出となり、鳥取西と倉吉北の比較になった。その結果、 岡山東商に打ち勝つなど打撃の良さを買われて倉吉北が当選した。補欠校は岩国。 |
★高知(高2)━┓4 ┣━┓ ▲今治西(愛1)─┘0┃2 ┣━┓ 高松一(香2)─┐2│1┃ ┣━┘ ┃ ★池田(徳1)━┛3 ┃11 ┣━ ▲鳴門(徳2)━┓5 │0 ┣━┐ │ 高知商(高1)─┘2│5│ ┣━┘ 西条(愛2)─┐1┃6 ┣━┛ ★志度商(香1)━┛2 |
四国大会優勝の高知と準決勝で高知に惜敗した池田の2校が総合力で文句なしの当選 を果たした。両者の実力評価は互角の勝負で、高知は山岡、池田は石川とともに好投手 の左腕がいる。高知は打線の中心である強打者・杉村も注目選手にあがる。3校目は 志度商、鳴門、今治西の3校の比較になり、大会で1勝をあげたことと、徳島から すでに1校選ばれている事による地域性も考慮されて志度商が当選した。 |
★豊見城(沖1)━━━┓4 ┣━┐ 都城(宮2)━┓12│2│ ┣━┘ │ 佐伯(大1)─┘1 │1 ┣━┓ 出水学園(鹿1)─┐1 ┃2┃ ┣━┐ ┃ ┃ ▲都城農(宮3)━┛5│2┃ ┃ ┣━┛ ┃ ※門司工(福北1)━━━┛6 ┃8 ┣━ 高鍋(宮1)───┐0 │5 ┣━┓ │ ★柳川商(福南1)─┐3┃8┃ │ ┣━┛ ┃5│ ★熊本工(熊1)━┛4 ┣━┘ │2 ☆佐世保工(長1)━━━┓5│ ┣━┘ 佐賀北(佐1)───┘4 ※ 一般生徒の不祥事により選抜出場辞退 |
まずは出場枠4校の候補に入りかねるチームをふるいにかけた後で、九州大会優勝 の門司工が最初に当選を果たした。左腕・金井、横手・藤原で継投する防御率1.38の 投手陣、打線は出塁率の高い1、2番をはじめ多彩な攻撃を仕掛ける。次に準優勝の熊 本工と準決勝で門司工に惜しくも敗れた豊見城が当選した。熊本工はかつての豪打では なく堅実で切れ目のない打線、豊見城は1年生の速球派投手・赤嶺の評価が高い。 4校目の枠を都城、都城農、佐世保工、柳川商の4校で争う。最終的に佐世保工と柳川 商との比較になり、地区大会で同じ熊本工と対戦した試合内容とチーム力で柳川商が 上回ると判断され最後の出場枠を手にした。補欠は1位が佐世保工、2位が都城農。 ・・その後、門司工は野球部とは無関係の一般生徒の不祥事により選抜辞退。補欠校 の佐世保工が選抜に出場することになった。 |