高校野球 年度別 選抜選考経過 2017年(平29年)第89回大会

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各地区 前年2016年(平28年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校一般枠_・・、一般枠補欠校_・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
(甲子園出場校21世紀枠・・、21世紀枠補欠校・・
北海道


     富良野(旭川)━━━┓3
               ┣━┐
     中標津(釧根)─┐4│1│
             ┣━┘ │
      双葉(小樽)━┛10  │2
                 ┣━┐
      遠軽(北見)━━━┓16┃8│
               ┣━┛ │
    札幌清田(札幌)───┘2(5) │2(6) 
                   ┣━┓
   苫小牧中央(室蘭)━━━┓5(14)┃18┃
               ┣━┐ ┃ ┃
     函館工(函館)───┘4│3┃ ┃
                 ┣━┛ ┃
   札幌第一(札幌)━┓7  ┃10(7) ┃
             ┣━┓ ┃   ┃
     札幌南(札幌)─┘3┃4┃   ┃
               ┣━┛    ┃
    白樺学園(十勝)───┘3     ┃8
                     ┣━ 
    稚内大谷(名寄)━━━┓3    │2
               ┣━┓   │
    札幌創成(札幌)─┐0│2┃   │
             ┣━┘ ┃   │
     武修館(釧根)━┛7(8) ┃7  │
                 ┣━┐ │
      鵡川(室蘭)━━━┓3│3│ │
               ┣━┘ │ │
     函館商(函館)───┘1  │0│
                   ┣━┘
     滝川西(空知)━━━┓8(7) ┃6
               ┣━┐ ┃
    帯広柏葉(十勝)───┘1│6┃
                 ┣━┛
   東海大札幌(札幌)━┓8(12)┃7
             ┣━┐ ┃
     旭川実(旭川)─┘7│2┃
               ┣━┛
   札幌日大(札幌)━━━┛8
北海道の候補は5校、出場枠は1校。昨秋北海道大会優勝の札幌第一が順当に当選した。
左打者5人の上位打線を中心にチーム打率.388の打撃と冨樫、前田の両左腕
の好投で北海道大会2連覇を達成した。神宮大会でも1勝をあげた。補欠校は準優勝の
札幌日大。

東北


   仙台育英(宮1)━━━┓7 
               ┣━┓
     花巻東(岩3)─┐1│1┃
             ┣━┘ ┃6
      角館(秋3)━┛5  ┣━┓
                 │0┃
  八戸学院光星(青2)━━━┓2│ ┃
               ┣━┘ ┃
    不来方(岩2)───┘0  ┃3
                   ┣━┓
   聖光学院(福1)━━━┓5(12)│1┃
               ┣━┓ │ ┃
      利府(宮3)───┘4┃6│ ┃
                 ┣━┘ ┃
     大曲工(秋2)━━━┓4│4  ┃
               ┣━┘   ┃
    日大山形(山1)───┘1    ┃6
                     ┣━ 
    青森山田(青1)───┐1    │2
               ┣━┓   │
    酒田南(山2)━━━┛5┃6  │
                 ┣━┐ │
     弘前東(青3)───┐2│4│ │
               ┣━┘ │ │
      横手(秋1)━━━┛4  │4│
                   ┣━┘
    日大東北(福2)━━━┓9(7) ┃5
               ┣━┐ ┃
      東陵(宮2)───┘1│ ┃
                 │5┃
     鶴岡東(山3)━┓4  ┣━┛
             ┣━┐ ┃7
    学法石川(福3)─┘2│1┃
               ┣━┛
   盛岡大付(岩1)━━━┛7
東北の候補は14校、出場枠は2校。東北大会優勝の仙台育英、準優勝の盛岡大付が順当に
当選した。仙台育英の左腕・長谷川は東北大会防御率0.87の抜群の安定感を持つ大会注目
投手で、打撃は2年前の夏の準優勝メンバー・1番・西巻が好機を作る。準優勝の盛岡大
付は三浦瑞、平松の左右の好投手と高校通算36本塁打の植田ら強打者が並ぶ。
補欠校は1位が酒田南、2位が聖光学院。

関東・東京
関東


東海大市原望洋(千1)━┓5
             ┣━┓
      石橋(栃2)─┘2┃5
               ┣━┓
   山梨学院(山1)━┓2│2┃
             ┣━┘ ┃
     霞ヶ浦(茨2)─┘1  ┃5
                 ┣━┐
   前橋育英(群1)━┓6  │3│
             ┣━┓ │ │
   白鴎大足利(栃3)─┘5┃4│ │
               ┣━┘ │
     慶応(神1)━┓9│3  │
             ┣━┘   │
    花咲徳栄(埼2)─┘1(7)   │1
                   ┣━ 
    浦和学院(埼1)─┐2    ┃5
             ┣━┐   ┃
      横浜(神2)━┛7│2  ┃
               ┣━┐ ┃
    明秀日立(茨1)─┐1┃5│ ┃
             ┣━┛ │ ┃
   健大高崎(群2)━┛8(7) │1┃
                 ┣━┛
      市川(山2)─┐0  ┃5
             ┣━┐ ┃
    中央学院(千2)━┛2│1┃
               ┣━┛
   作新学院(栃1)━━━┛9(7) 
関東・東京の出場枠は6校(確定は関東4校、東京1校)で、候補は関東が15校、東京
が4校。関東・・関東大会4強の作新学院、東海大市原望洋、前橋育英、健大高崎の4校
がまず当選した。優勝の作新学院は左腕エース大関と鈴木、添田の1、2番コンビが引っ張り
史上5校目の夏春連覇を目指す。東海大市原望洋は大会屈指の速球派右腕・金久保が最速
147キロの速球に加え130キロを超える高速変化球習得も目指している。
投手継投で勝ち上がった前橋育英はプロ注目4投手の評価が高く台風の目にもなりえる。
健大高崎は公式戦8試合26盗塁で持ち前の機動力野球が健在。東京・・東京大会優勝の早稲田
実が順当に当選した。高校通算78本塁打の清宮、1年生の強打者・野村を中心に迫力のある
打撃は全国屈指でスポーツ各紙もA評価。6校目は関東大会8強の慶応と東京大会準優勝の日大三
の比較になった。その結果、強打者・清宮から5打席連続三振を奪った左腕・桜井や、
「デカプリオ」こと主砲の金成をはじめ打力の評価で上回った日大三が当選した。
補欠校は関東1位が慶応、2位が山梨学院、東京が1位日野、2位国士舘。
東京


    成立学園─┐1                  (6)10┏━東海大菅生   
         ┣━┓                 ┏━┫
     東京実━┛2┃10              (7)8┃0└─大成
           ┣━┐             ┌━┫
      修徳━┓3│9│             │1│4┏━高島
         ┣━┘ │             │ └━┫
     桜美林─┘1  │2           0│  3└─三鷹中等
             ┣━┓         ┌━┫
     豊多摩━┓6(10)┃4┃         │3┃  1┏━武蔵丘
         ┣━┐ ┃ ┃         │ ┃ ┌━┫
     府中工─┘5│2┃ ┃         │ ┃1│0└─昭和
           ┣━┛ ┃         │ ┗━┫
   日大鶴ヶ丘─┐4┃3  ┃         │ (6)11┃15┏━関東一
         ┣━┛   ┃         │   ┗━┫
     日野━┛7    ┃12(7)      4│   (6)1└─法政大高
                  ┣━┐     ┏━┫   
     八王子━┓7    │3│     ┃8┃   (8)0┌─日大桜丘
         ┣━┓   │ │     ┃ ┃   ┏━┫
 明大中野八王子─┘3┃10(7) │ │     ┃ ┃  7┃7┗━片倉
           ┣━┓ │ │     ┃ ┃ ┌━┫
    佼成学園─┐8│0┃ │ │     ┃ ┃ │6│0┌─目黒学院
         ┣━┘ ┃ │ │     ┃ ┃ │ └━┫
      雪谷━┛9  ┃5│ │     ┃ ┃2│ (8)7┗━朋優学院
             ┣━┘ │     ┃ ┗━┫
     日大二─┐0(5) │0  │     ┃ (5)12┃(11)2┏━日大一
         ┣━┐ │   │     ┃   ┃ ┌━┫
  二松学舎大付━┛11│5│   │     ┃   ┃1│1└─明星
           ┣━┘   │     ┃   ┗━┫
      錦城─┐0┃6    │ 6−8 ┃    7┃1┌─日本学園
         ┣━┛     │     ┃     ┗━┫
      帝京━┛12(6)     │0 ┃ 9┃     (7)10┗━早稲田実
                 ┣──┻━━┫
      田無─┐1      ┃7   0│      3┏━明大中野
         ┣━┐     ┃     │     ┏━┫
  昭和第一学園━┛4│7    ┃(7)  (7)│   (8)9┃1└─武蔵村山
           ┣━┓   ┃     │   ┌━┫ 
    駿台学園─┐1┃14┃   ┃     │   │0│5┏━清瀬
         ┣━┛ ┃   ┃     │   │ └━┫
    早大学院━┛3  ┃8  ┃     │  6│  1└─専大付
              ┣━┐ ┃     │ ┏━┫
     郁文館─┐1  │2│ ┃     │ ┃10┃  2┌─岩倉
         ┣━┓ │ │ ┃     │ ┃ ┃ ┏━┫
  東海大高輪台━┛3┃5│ │ ┃     │ ┃ ┃14┃3┗━国士舘
           ┣━┘ │ ┃     │ ┃ ┗━┫
      文京━┓8│3  │ ┃     │ ┃ (5)0│0┌─荒川工
         ┣━┘   │ ┃     │ ┃   └━┫
    安田学園─┘1(7)   │2┃     │5┃   (5)11┗━実践学園
                  ┣━┛     └━┫
      戸山─┐3    ┃6       1│   (6)0┌─淵江
         ┣━┐   ┃         │   ┏━┫
    東大和南━┛7│2(5) ┃         │  4┃10┗━城西大城西
           ┣━┓ ┃         │ ┏━┫
    日大三━┓8┃12┃ ┃         │ ┃3│7┏━堀越
         ┣━┛ ┃ ┃         │ ┃ └━┫
     駒大高─┘0(8) ┃4┃         │14┃  3└─目白研心
               ┣━┛         └━┫
      創価━┓12(5) │1(13)        (6)3│  7┏━城東
         ┣━┓ │             │ ┏━┫
     江戸川─┘2┃9│             │2┃6└─東亜学園
           ┣━┘             └━┫
    日本ウエルネス━┓7│0(7)              1│8┏━錦城学園
         ┣━┘                 └━┫
   大島・八丈─┘0(7)                 (8)1└─桐朋

北信越


      飯山(長4)─┐0
             ┣━┓ 
    高岡商(富1)━┛1┃5
               ┣━┓
    小松大谷(石3)─┐0│0┃
             ┣━┘ ┃
     福井商(福1)━┛9(7) ┃8
                 ┣━┐
   日本文理(新1)━┓8  │6│
             ┣━┓ │ │
    富山第一(富3)─┘5┃6│ │
               ┣━┘ │
      星稜(石2)─┐5│5(10)│
             ┣━┘   │
     長野商(長2)━┛6    │1
                   ┣━ 
     上田西(長1)─┐2    ┃7
             ┣━┓   ┃
 福井工大福井(福3)━┛3┃11(5) ┃
               ┣━┓ ┃
   村上桜ケ丘(新2)─┐2│1┃ ┃
             ┣━┘ ┃ ┃
     富山東(富2)━┛4  ┃10┃
                 ┣━┛
     小諸商(長3)━┓3  │8
             ┣━┐ │
      坂井(福2)─┘1│2│
               ┣━┘
 日本航空石川(石1)━┓6┃4
             ┣━┛
    関根学園(新3)─┘1
北信越の候補は15校、出場枠は2校。北信越大会41年ぶり優勝の福井工大福井と準優勝
の高岡商が当選した。福井工大福井は昨年から主力の主将・北川がトップバッターで引っ張り
、昨秋サイクルヒットを記録した4番・山岸など強打者が並ぶ打撃のチームで北信越大会では
4試合で計31得点をあげた。高岡商は土合、伏見の左右二枚看板がともに北信越大会で完封
するなど安定感抜群で、4強入りの2校よりも評価が上回った。補欠校は1位が日本航空石川、
2位が日本文理。

東海


      海星(三1)───┐1(8) 
               ┣━┓
      桜丘(愛2)─┐1┃8┃
             ┣━┛ ┃
     静岡(静3)━┛4  ┃9(8)
                 ┣━┓
   聖隷クリストファー(静1)───┐3│2┃
               ┣━┘ ┃
    麗澤瑞浪(岐2)─┐0┃5  ┃
             ┣━┛   ┃
     三重(三3)━┛1    ┃5
                   ┣━ 
  中京大中京(愛1)━━━┓4  │1
               ┣━┐ │
    藤枝明誠(静2)━┓5│1│ │
             ┣━┘ │ │
    美濃加茂(岐3)─┘1  │3│
                 ┣━┘
    多治見(岐1)───┐1┃4
               ┣━┛
      菰野(三2)─┐0┃2
             ┣━┛
    至学館(愛3)━┛9(7) 
東海の候補は10校、出場枠は2校。東海大会優勝の静岡がまず当選した。エース・池谷
は昨秋99回で114奪三振の高い奪三振率を誇るプロ注目の左腕。打撃も中軸を打つ稲角、
成瀬など長打力のある選手が揃い投打にずば抜けていると評価された。2校目は東海大会
準決勝で逆転サヨナラ勝ちするなどして決勝まで勝ち上がった至学館が選ばれた。県大会、
東海大会で愛知私学4強をすべて撃破した粘り強さと、左右二枚看板でレスリングの偉大
な先輩たちに続く。補欠校は1位が中京大中京、2位が三重。

近畿


   智弁学園(奈1)━┓6
             ┣━┐
    京都翔英(京2)─┘4│4
               ┣━┐
   大阪桐蔭(大3)━┓7┃6│
             ┣━┛ │
   龍谷大平安(京3)─┘0(7) │3
                 ┣━┐
 神戸国際大付(兵1)━┓9(7) ┃5│
             ┣━┓ ┃ │
      近江(滋2)─┘0┃11┃ │
               ┣━┛ │
   上宮太子(大1)━┓7│3(7) │
             ┣━┘   │
     高野山(和2)─┘5    │2
                   ┣━ 
      育英(兵3)─┐1(7)   ┃8
             ┣━┓   ┃
    履正社(大2)━┛8┃7(8) ┃
               ┣━┓ ┃
   和歌山東(和1)─┐8│0┃ ┃
             ┣━┘ ┃ ┃
    高田商(奈2)━┛9(13)┃6┃
                 ┣━┛
   滋賀学園(滋1)━┓13(8) │3
             ┣━┓ │
   智弁和歌山(和3)─┘6┃1│
               ┣━┘
      東山(京1)─┐7│0
             ┣━┘
   報徳学園(兵2)━┛9
近畿の候補は18校、出場枠は7校。明治神宮大会で近畿代表の履正社が優勝したことに
より出場枠は1校増。まずは秋の日本一・履正社が当選した。高校通算45本塁打の安田
、秋に4番を打った若林など強打者が並び、最速145キロ右腕の竹田など投手陣も安定。
3年前に果たせなかった頂点を狙う。続いて準優勝の神戸国際大付が当選。黒田、岡野の
左右の投手の好投とプロ注目捕手の4番・猪田の実力派バッテリーを中心に勝ちあがった。
続いて4強の大阪桐蔭と滋賀学園も当選した。大阪桐蔭はプロ注目最速148キロで内外野も
守る根尾、走攻守揃った外野手・藤原など1年生も多数出場し伸びしろが期待されている。
滋賀学園は神村、棚原の投手二枚看板とプロ注目捕手の後藤を中心に昨年8強以上の成績を
目指す。近畿8強から5校目で智弁学園が当選した。昨春4番の福元が1番を打ち右腕・松本
の評価も高いチームは「打力や走力は去年より上」(小坂監督)。6校目には堅い守りと
足を絡めた堅実な野球で勝ち上がった報徳学園が当選した。最後の7校目は粘り強い戦いで
近畿1勝をあげた高田商が当選した。補欠校は1位が和歌山東、2位が上宮太子。上宮太子は
昨秋公式戦で唯一履正社を破ったチームだったが地域性により当選はならなかった。

中国・四国
中国


     尾道商(広2)─┐4(7) 
             ┣━┐
      華陵(山4)━┛12│5
               ┣━┓
   宇部鴻城(山1)━┓5┃11┃
             ┣━┛ ┃
       境(鳥2)─┘1  ┃3
                 ┣━┓
     益田東(島1)─┐0  │2┃
             ┣━┓ │ ┃
   創志学園(岡3)━┛5┃9│ ┃
               ┣━┘ ┃
     出雲西(島3)─┐1│3  ┃
             ┣━┘   ┃
      関西(岡1)━┛3    ┃13
                   ┣━ 
   鳥取城北(鳥1)━┓5    │2
             ┣━┓   │
   立正大淞南(島2)─┘3┃3  │
               ┣━┐ │
     玉島商(岡2)─┐2│0│ │
             ┣━┘ │ │
    米子松蔭(鳥3)━┛3  │3│
                 ┣━┘
     市呉(広3)━┓9(7) ┃6
             ┣━┓ ┃
     熊毛南(山2)─┘2┃5┃
               ┣━┛
    徳山商工(山3)─┐3│3
             ┣━┘
   広島新庄(広1)━┛9
中国・四国は出場枠5校(確定は中国2校、四国2校)、候補にあがったのは中国が
17校、四国が11校。中国・・中国大会決勝進出の宇部鴻城、市呉がまず当選。宇部鴻城
はプロ注目遊撃手の嶋谷が4番が中心に高い攻撃力とスピードがある。投手陣はエース・
早稲田を中心に左腕3投手が中心。堅守と小技で勝ち上がった市呉は尾道商を率いて甲子園
出場経験のある中村監督が率いて選抜初出場を果たした。四国は優勝の明徳義塾と準優勝の
帝京第五が当選。明徳義塾は高校通算23本塁打で走攻守揃った外野手・西浦ら中軸の強打
と左腕・北本の好投が高く評価された。帝京第五は元プロの小林監督が率いるチームで、
投打のバランスの良さ、高い選球眼で出場を勝ち取った。
中国・四国最後の5校目は中国4強の創志学園と四国4強の英明との比較となった。その結果、
エースで4番の難波を中心に総合力評価で上回った創志学園が5校目で当選した。
補欠校は中国1位が鳥取城北、2位が広島新庄、四国1位が英明、2位が済美。
四国


     中村(高1)───┐5(13)
               ┣━┐
    鳴門渦潮(徳2)─┐3┃7│
             ┣━┛ │
     英明(香3)━┛7  │3
                 ┣━┐
     高松商(香1)───┐0┃5│
               ┣━┛ │
   帝京第五(愛2)━┓8┃7(8) │
             ┣━┛   │
      岡豊(高3)─┘0(7)   │2
                   ┣━ 
    宇和島東(愛1)───┐0  ┃11
               ┣━┓ ┃
   明徳義塾(高2)━┓13┃2┃ ┃
             ┣━┛ ┃ ┃
     徳島北(徳3)─┘1(6) ┃10┃
                 ┣━┛
    生光学園(徳1)───┐0│2(8)
               ┣━┘
      坂出(香2)─┐1┃8(7) 
             ┣━┛
     済美(愛3)━┛4

九州


    長崎日大(長1)───┐2
               ┣━┐
     大分西(大4)─┐0┃4│
             ┣━┛ │2
    佐賀商(佐2)━┛9(7) ┣━┐
                 ┃3│
    熊本工(熊2)━━━┓6┃ │
               ┣━┛ │
    美来工科(沖1)───┘5(13)│1
                   ┣━┐
    高千穂(宮2)───┐0  ┃2│
               ┣━┐ ┃ │
    れいめい(鹿1)━━━┛5│4┃ │
                 ┣━┛ │
      明豊(大1)───┐2┃5  │
               ┣━┛   │
  東海大福岡(福2)━━━┛3(10)  │3
                     ┣━ 
     長崎東(長2)───┐0(7)   ┃4
               ┣━┓   ┃
    秀岳館(熊1)━━━┛8┃6  ┃
                 ┣━┐ ┃
      杵築(大2)───┐3│1│ ┃
               ┣━┘ │ ┃
      鵬翔(宮1)━━━┛4  │0┃
                   ┣━┛
     佐賀北(佐1)───┐1  ┃5
               ┣━┐ ┃
   鹿児島実(鹿2)━━━┛6│ ┃
                 │0┃
      興南(沖2)─┐2  ┣━┛
             ┣━┐ ┃2
     大分商(大3)━┛7│0┃
               ┣━┛
  福岡大大濠(福1)━━━┛6
九州の候補は16校、出場枠は4校。九州大会優勝の福岡大大濠と準優勝の東海大福岡が
まず当選した。福岡大大濠はエース右腕の三浦が安定感抜群。打線もプロ注目捕手の古賀
や4番の東をはじめ強力で下位打線も良く打ち切れ目がない。高い総合力で優勝候補の
一角にあがる。東海大福岡はエースのサイド右腕・安田の低めを丁寧に突く投球と、県
大会から1点差勝利の接戦を次々制する勝負強さで32年ぶりの選抜を手にした。続いて
大会8強の残り6校の比較となった。その結果、地域性を考慮しても覆す理由がないと
して4強の熊本工と秀岳館の熊本勢2校が当選した。熊本工は最速149キロのエース右腕
の山口の投球に注目。レギュラーに下級生が多く占めるのも特徴だ。秀岳館は左腕の好投手
・田浦、川端に打線の軸となる木本、広部ら旧チームのメンバーが残る。昨年春夏4強
メンバーよりも身体能力なら上との声もあり優勝を狙える戦力として注目される。
補欠校は1位が鹿児島実、2位が佐賀商になった。

21世紀枠
北海道   富良野
東北 不来方 (岩手)
関東・東京   石橋 (栃木)
北信越   富山東 (富山)
東海 多治見 (岐阜)
近畿 洛星 (京都)
中国   倉吉東 (鳥取)
四国 中村 (高知)
九州 高千穂 (宮崎)

21世紀枠の選考手順は例年通りで、東日本から1校、西日本から1校、その後地区を問わずに
1校選ぶ。東日本からは不来方が当選した。部員不足に悩む学校が増える中、わずか10人の部員
で秋の県大会準優勝の成績をおさめ少数部員の克服を果たしたことで、「選手減少チームへのエール」
となると評価された。
西日本からは中村が当選。中村がある高知県西部は過疎化が進み、交通手段にもハンディがあるなか
秋の県大会では優勝するなど活躍した。
最後の1校は狭いグラウンドで練習を工夫し秋の県大会で優勝した多治見が選ばれた。