高校野球 年度別 選抜選考経過 2009年(平21年)第81回大会

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各地区 前年2008年(平20年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校一般枠_・・、一般枠補欠校_・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
(甲子園出場校21世紀枠・・、21世紀枠補欠校・・
北海道


         北照━━━┓5
              ┣━┐
      駒大苫小牧━┓2│2│
            ┣━┘ │
        旭川南─┘1  │0
                ┣━┓
    北海学園札幌━━━┓10┃2┃
              ┣━┛ ┃
       釧路湖陵───┘2(7) ┃3(11)
                  ┣━┐
       北見北斗───┐1(12)│2│
              ┣━┐ │ │
       東海大四━━━┛2│0│ │
                ┣━┘ │
      函館大有斗━┓7(7) ┃8(7) │
            ┣━┓ ┃   │
       岩見沢農─┘0┃4┃   │
              ┣━┛   │
       白樺学園───┘1     │1
                    ┣━ 
        釧路商───┐1(7)   ┃3
              ┣━┐   ┃
       北見柏陽━┓10┃9│   ┃
            ┣━┛ │   ┃
       函館稜北─┘9  │0  ┃
                ┣━┐ ┃
      駒大岩見沢━━━┓4┃1│ ┃
              ┣━┛ │ ┃
       士別翔雲───┘0  │6┃
                  ┣━┛
       札幌丘珠───┐5   ┃14(7)
              ┣━┐ ┃
        旭川実━━━┛10│3┃
                ┣━┛
       帯広大谷─┐1(7) ┃5(11)
            ┣━┓ ┃
        鵡川━┛9┃7┃
              ┣━┛
         北海───┘0(8) 
北海道の出場枠は1校。北海道大会で投打にわたり圧倒的な力を見せ付けて優勝
した鵡川の当選で問題なし。鵡川はなんといっても強力な打線が売り。中軸の西藤を
はじめパンチ力のある打者を揃え、脇を固めるメンバーも俊足ぞろい。投手陣も
豊富で”センバツ優勝も狙える”と周囲の期待も大きい。
補欠校は準優勝で21世紀枠の候補にもなった北海学園札幌。

     

東北


   寒河江工(山2)───┐0
              ┣━┐
     東陵(宮3)━┓8┃1│
            ┣━┛ │3(11)
    福島商(福3)─┘0  ┣━┐
                ┃4│
     能代(秋2)───┐1┃ │
              ┣━┛ │
   花巻東(岩1)━━━┛5  │3
                  ┣━┓
  聖光学院(福1)━━━┓4(12)┃6┃
              ┣━┐ ┃ ┃
   仙台育英(宮2)───┘3│1┃ ┃
                ┣━┛ ┃
   秋田中央(秋3)───┐1┃3(10)┃
              ┣━┛   ┃
  光星学院(青1)━━━┛8(7)   ┃7
                    ┣━ 
     明桜(秋1)───┐2    │1
              ┣━┐   │
   青森山田(青2)━━━┛3│5  │
                ┣━┓ │
  一関学院(岩2)━━━┓1┃7┃ │
              ┣━┛ ┃ │
    鶴岡東(山3)───┘0  ┃3│
                  ┣━┘
    利府(宮1)━━━┓8  │2(14)
              ┣━┓ │
   日大東北(福2)───┘2┃ │
                ┃3│
  八戸工大一(青3)━┓2  ┣━┘
            ┣━┐ │2(11)
     福岡(岩3)─┘1│1│
              ┣━┘
    酒田南(山1)━━━┛3
出場枠は2校。21世紀枠で選出された利府を除いた光星学院、一関学院、花巻東、
聖光学院、酒田南の5校に選考対象を絞り、検討が開始された。
東北大会で優勝した光星学院がまず当選。攻守にバランスの取れた戦力に高い評価
がつけられた。2校目の候補は決勝で光星学院に1−7で敗れた一関学院とベスト4
で同じく光星学院に3−6で敗れた花巻東の岩手2校の比較となる。
東北大会結果とスコアを見れば一関学院が有利に見えるが、希望枠2度獲得した
同校の堅守は東北大会では見られず4試合10失策を記録したということで減点と
なったようだ。岩手大会決勝では花巻東が9−2で一関学院を降している。さらに
花巻東には東北NO.1左腕と呼び声高い菊池を擁する。このことから花巻東に軍配
が上がり2校目で当選。補欠校は1位が一関学院、2位が聖光学院。



関東・東京
関東


   下妻二(茨1)━┓11
            ┣━┐
    甲府工(山2)─┘6│7(11)
              ┣━┓
   習志野(千1)━┓4┃8┃
            ┣━┛ ┃
   日大藤沢(神2)─┘3  ┃2
                ┣━┐
  文星芸大付(栃1)─┐0  │1│
            ┣━┐ │ │
  川口青陵(埼2)━┛6│1│ │
              ┣━┘ │
   高崎商(群1)━┓7┃6  │
            ┣━┛   │
    日大高(神3)─┘0(7)   │6
                  ┣━ 
   日本航空(山1)─┐1    ┃9
            ┣━┓   ┃
   前橋商(群2)━┛5┃8(7) ┃
              ┣━┐ ┃
   花咲徳栄(埼1)─┐3│0│ ┃
            ┣━┘ │ ┃
  水戸桜ノ牧(茨2)━┛6  │4┃
                ┣━┛
 木更津総合(千2)━┓6  ┃8
            ┣━┐ ┃
   矢板中央(栃2)─┘4│3┃
              ┣━┛
    慶応(神1)━━━┛7
関東大会で優勝した慶応が明治神宮大会でも優勝したことにより、関東が神宮枠を獲得。
これにより出場枠は関東・東京で7校、基本数は関東5校、東京1校となり、最後の1校を
関東、東京のいずれかから選ぶ。関東・・関東大会を制した慶応はもちろん最初に当選。
146キロ右腕・白村は大会注目の投手。試合運びのうまさで準優勝した習志野も当選。
ベスト4で敗れた群馬勢2校、高崎商と前橋商も当選。これで4強から4校。5校目に浮上
したのはベスト8で敗れた学校の中でもっとも善戦した下妻二。打線が強力なことも評価
の対象となったようだ。続いて評価された川口青陵は最後の枠をめぐって東京の2校目
と比較検討。東京・・東京大会で優勝した国士舘が順当に当選。身近な金メダリストに
刺激を受け、“石井魂”を継承し頂点を目指す。準優勝の早稲田実が次に推薦され、
関東の川口青陵との比較となった。その結果、投手力は互角ながら総合力で上回ると
された早稲田実の当選が決まった。これで”伝統の早慶戦”が甲子園の舞台でも実現
する可能性が出てきた。
関東の補欠1位校は川口青陵、2位校が木更津総合。東京の補欠1位校が帝京、2位が
明大中野となった。
東京


       国士舘━━━┓3
              ┣━┓
        日大二━┓3│2┃
            ┣━┘ ┃
       実践学園─┘1  ┃10(8) 
                ┣━┓
         日野─┐5  │3┃
            ┣━┐ │ ┃
       安田学園━┛12│3│ ┃
              ┣━┘ ┃
       足立新田━━━┛7  ┃7
                  ┣━┓
         明治───┐2  │5┃
              ┣━┓ │ ┃
      東海大菅生─┐2┃6┃ │ ┃
            ┣━┛ ┃ │ ┃
        帝京━┛11(8) ┃13│ ┃
                ┣━┘ ┃
       駿台学園━┓2  │7  ┃
            ┣━┓ │   ┃
     東海大高輪台─┘0┃5│   ┃
              ┣━┘   ┃
         創価───┘3    ┃3
                    ┣━ 
         東京━━━┓6      │1
              ┣━┐   │
        日大三─┐5│5│      │
            ┣━┘ │   │
      日大鶴ヶ丘━┛14(8) │4(12)│
                ┣━┓  │
        桜美林━┓11  ┃5┃ │
            ┣━┐ ┃ ┃ │
         堀越─┘1│2┃ ┃  │
              ┣━┛ ┃  │
      早稲田実━━━┛5  ┃12│
                  ┣━┘
      世田谷学園───┐7  │0(5) 
              ┣━┐ │
        駒大高━┓8┃12│ │
            ┣━┛ │ │
       東農大一─┘6  │3│
                ┣━┘
     二松学舎大付─┐4  ┃6
            ┣━┓ ┃
      明大中野━┛8┃5┃
              ┣━┛
         国立───┘3(12)

北信越


     星稜(石1)─┐4
            ┣━┓
   新潟商(新4)━┛6┃5
              ┣━┐
   敦賀気比(福1)━┓6│3│
            ┣━┘ │
     氷見(富3)─┘0  │1
                ┣━┐
     大野(福3)─┐0(7) ┃2│
            ┣━┓ ┃ │
   富山商(富1)━┛7┃5┃ │
              ┣━┛ │
   佐久長聖(長2)━┓5│4(11)│
            ┣━┘   │
  村上桜ケ丘(新2)─┘3    │7
                  ┣━ 
    遊学館(石2)━┓12(5)   ┃10
            ┣━┐   ┃
     桜井(富2)─┘2│1  ┃
              ┣━┓ ┃
  日本文理(新1)━┓5┃6┃ ┃
            ┣━┛ ┃ ┃
   東海大三(長3)─┘0  ┃10┃
                ┣━┛
   長野日大(長1)━┓6  │7
            ┣━┐ │
  日本航空二(石3)─┘2│0│
              ┣━┘
 東京学館新潟(新3)─┐5┃10(6) 
            ┣━┛
福井工大福井(福2)━┛9
北信越の出場枠は2校。最初に候補を北信越大会でベスト4に進出した4校に絞る。最初
に当選したのは優勝した日本文理。2校目は残り3校の比較となった。準優勝の富山商が
大会での実績、また粘り強さ、試合運び等で他の2校の評価を上回り当選した。
古豪復活を目指す新潟商が補欠1位、福井工大福井が補欠2位となった。

東海


     東邦(愛1)───┐3
              ┣━┐
   静清工(静2)━┓3┃4│
            ┣━┛ │
  名張桔梗丘(三3)─┘0  │2
                ┣━┓
     三重(三1)───┐1┃8┃
              ┣━┛ ┃
   帝京可児(岐2)─┐1┃2(10)┃
            ┣━┛   ┃
 中京大中京(愛3)━┛8(7)   ┃5
                  ┣━ 
   掛川西(静1)━━━┓2  │2
              ┣━┓ │
 四日市中央工(三2)─┐0│1┃ │
            ┣━┘ ┃ │
   大垣日大(岐3)━┛4  ┃4│
                ┣━┘
    大垣商(岐1)───┐3│0
              ┣━┘
    享栄(愛2)━┓1┃4
            ┣━┛
    静岡商(静3)─┘0
東海の出場枠は2校。選考対象をまずベスト4の4校と初戦敗退ながらも実力を評価
された三重の5校に絞った。東海大会で優勝した中京大中京、準優勝の掛川西の2校が
順当に選ばれた。中京大中京は県大会3位ながら東海大会では投打がかみ合い、
また延長での粘り強さも見せ優勝。エースで4番の堂林がチームを引っ張る。掛川西は
堅守と機動力を使った野球で上位を目指す。
補欠校は1位が静清工、2位が享栄。

近畿


  報徳学園(兵1)━┓11(8) 
            ┣━┐
  県和歌山商(和2)─┘4│0(7) 
              ┣━┓
  PL学園(大1)━┓8┃7┃
            ┣━┛ ┃
     搭南(京3)─┘1(7) ┃3
                ┣━┐
 東洋大姫路(兵3)━┓6  │2│
            ┣━┐ │ │
   彦根東(滋2)─┘4│0│ │
              ┣━┘ │
 福知山成美(京1)━┓9┃2  │
            ┣━┛   │
     桜井(奈2)─┘1(7)   │0
                  ┣━ 
    滝川二(兵2)─┐2(6)   ┃1
            ┣━┐   ┃
  大阪桐蔭(大3)━┛12│2  ┃(11)
              ┣━┐ ┃
  智弁和歌山(和1)─┐5┃3│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
  金光大阪(大2)━┛7  │6┃
                ┣━┛
     近江(滋1)─┐1  ┃7
            ┣━┐ ┃
    箕島(和3)━┛5│4┃
              ┣━┛
    天理(奈1)━┓14┃7
            ┣━┛
    立命館(京2)─┘4(8) 
近畿の出場枠は6校。選考対象は8強プラス智弁和歌山、近江の計10校だ。まず近畿
大会ベスト4に残った4強がまず当選した。優勝の天理は投打の戦力が充実し、選抜でも
十分優勝を狙える戦力。準優勝のPL学園はあの清原氏以来の1年生の主砲を任された・
勧野が注目の的だ。腰椎を痛め入院したが、選抜は「万全の状態で全国制覇を」と志も
高い。続いて選ばれた金光大阪と福知山成美も戦力の評価は高く選抜でも上位を狙え
そうだ。5校目、6校目を残った6校から選ぶ。まず大阪桐蔭を地域性により除外。
5校目に浮上したのが優勝した天理に惜敗した箕島。かつて春夏連覇を達成した強豪も
平成以降、智弁和歌山に押されていたが、近年まためきめきと力をつけ今回、堂々の
復活だ。6校目は報徳学園と東洋大姫路の2校の比較となった。県大会、地区大会の
結果だけではいずれも決定力に欠け難しいところ。その結果、守備力、打力の評価で
上回った報徳学園が最後の枠に滑り込んだ。
補欠校は1位が東洋大姫路、2位が大阪桐蔭。

中国・四国
中国


   宇部鴻城(山2)─┐1
            ┣━┓
   倉敷工(岡4)━┛4┃12(7) 
              ┣━┓
     作陽(岡1)━┓3│5┃
            ┣━┘ ┃
    広島工(広2)─┘0  ┃2(12)
                ┣━┓
  鳥取城北(鳥1)━┓1  │1┃
            ┣━┓ │ ┃
   出雲北陵(島3)─┘0┃11│ ┃
              ┣━┘ ┃
    鳥取東(鳥3)─┐2│1(8) ┃
            ┣━┘   ┃
     邇摩(島1)━┛5    ┃4
                  ┣━ 
   広島新庄(広1)━┓1    │1
            ┣━┐   │
    鳥取商(鳥2)─┘0│0(7) │
              ┣━┐ │
    開星(島2)━┓8┃7│ │
            ┣━┛ │ │
    呉宮原(広3)─┘0(7) │1│
                ┣━┘
   南陽工(山3)━┓2  ┃4
            ┣━┓ ┃
   玉野光南(岡2)─┘1┃2┃
              ┣━┛
     倉敷(岡3)─┐0│1
            ┣━┘
    岩国(山1)━┛2
中国・四国の出場枠は5校。基本数は中国2、四国2。残りの1校を両地区の次点の学校
同士で比較し選ぶ。中国・・中国大会、前評判の高かった新庄と作陽がベスト8で早くも
やぶれ、代わりに大活躍したのが岡山4位で出場した倉敷工。倉敷工は好調な打線で
勝ち進み優勝。文句なしの当選だ。準優勝の南陽工1年生右腕・岩本の好投が高く
評価され順当に当選。3校目はベスト4で敗れた鳥取城北と開星の比較。県大会順位と
地区大会の結果からすれば鳥取城北に分があると思われたが、中国地区NO.1投手
の呼び声高かった新庄の六信を攻略した開星の評価が一歩上回り、開星が中国3校目
として四国の3校目と争うことになった。四国・・四国大会の決勝進出2校とそれ以前に
敗れた学校ではかなりの実力差があったようだ。優勝の西条、準優勝の今治西の2校
の当選ですんなり決まった。選抜では西条のエースで4番の大黒柱・秋山に注目だ。
3校目はベスト4で敗れた高松商と尽誠学園との比較。大会2勝の尽誠学園に軍配が
上がり、中国の開星と最後の5校目のイスをめぐって争うことになった。
結果、投手力、守備力の評価で上回った開星が当選した。
中国の補欠校は1位が鳥取城北、2位が岩国。四国の補欠校は1位が尽誠学園、
2位が高松商。
個人的な意見だが、鳥取城北の落選は目を疑った。選考経過は各新聞一通り読んだ
が、公平性を欠く選考だったという印象は拭えない。
四国


     高知(高1)───┐3
              ┣━┓
   今治西(愛2)━┓15┃7┃
            ┣━┛ ┃
    徳島商(徳3)─┘5  ┃5
                ┣━┐
    鳴門工(徳1)───┐3│2│
              ┣━┘ │
  尽誠学園(香2)━┓5┃10(8) │
            ┣━┛   │
    高知商(高3)─┘4    │1
                  ┣━ 
   高松商(香1)━━━┓2  ┃2
              ┣━┐ ┃
   明徳義塾(高2)━┓3│1│ ┃
            ┣━┘ │ ┃
     済美(愛3)─┘1  │0┃
                ┣━┛
    西条(愛1)━━━┓6┃9(7) 
              ┣━┛
     池田(徳2)─┐3│0
            ┣━┘
     丸亀(香3)━┛7(11) 

九州


    明豊(大1)━━━┓9(7) 
              ┣━┓
    唐津南(佐4)━┓6│0┃
            ┣━┘ ┃5
   日章学園(宮2)─┘5(10)┣━┐
                │1│
   秀岳館(熊1)━━━┓7│ │
              ┣━┘ │
   豊見城南(沖2)───┘0(7) │2
                  ┣━┓
     小城(佐1)───┐3  ┃6┃
              ┣━┐ ┃ ┃
 福岡大大濠(福2)━━━┛4│1┃ ┃
                ┣━┛ ┃
    清峰(長1)━━━┓3┃2(10)┃
              ┣━┛   ┃
     川内(鹿2)───┘0    ┃4
                    ┣━ 
   宮崎日大(宮1)───┐3(10)  │0
              ┣━┐   │
  九産大九産(福3)─┐0┃4│   │
            ┣━┛ │0  │
   波佐見(長2)━┛4  ┣━┐ │
                ┃2│ │
   佐賀学園(佐2)───┐1┃ │ │
              ┣━┛ │ │
    興南(沖1)━━━┛3  │4│
                  ┣━┘
  神村学園(鹿1)━━━┓3  ┃5
              ┣━┓ ┃
 大分上野丘(大2)───┘2┃ ┃
                ┃6┃
     鳥栖(佐3)─┐4(15)┣━┛
            ┣━┐ │5
    熊本工(熊2)━┛6│0│
              ┣━┘
 九州国際大付(福1)━━━┛7(7) 

※ 不祥事により選抜推薦辞退
九州の出場枠は4校。まず本格派右腕の今村を擁する清峰が優勝の実績を買われて
当選。続いて準優勝の神村学園も問題なく当選。さらに安定した投手陣に破壊力の
ある打線の明豊、若いチームながら勝ち進んだ興南の2校が選ばれた。
終わってみれば九州大会ベスト4の4校そのままという順当な選考で決着がついた。
補欠校はベスト8で清峰に惜しくも敗れた福岡大大濠が補欠1位。補欠2位は秀岳館。
なお選考日直前に神村学園の不祥事を密告する投書があったが、同校は潔白を証明
し無事選出された。

21世紀枠
北海道   北海学園札幌
東北 利府 (宮城)
関東・東京 身延 (山梨)
北信越   村上桜ケ丘 (新潟)
東海 名張桔梗丘 (三重)
近畿 彦根東 (滋賀)
中国   呉宮原 (広島)
四国 土庄 (香川)
九州 大分上野丘 (大分)
※ 不祥事により選抜推薦辞退

21世紀枠の出場枠は前年の記念大会に続き3校。まず東日本(北海道〜北信越)、
西日本(近畿〜九州)から1校ずつ選び、3校目を残った6校の中から選ぶ。
東日本・・地域への貢献度が高いことを評価された利府が選ばれた。
西日本・・「校風、地域の期待、実力」の3点で8校中最高の評価を得た彦根東
が選ばれた。
残りの1校は暗い世相の中、地元民を勇気付けられる学校を、という意見から
身延、土庄、大分上野丘が浮上。「派遣切りなどで落ち込む大分に勇気を」
という意見があったのと、秋季大会で実績も残した大分上野丘の当選となった。