高校野球 年度別 選抜選考経過 2005年(平17年)第77回大会

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各地区 前年2004年(平16年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校一般枠_・・、一般枠補欠校_・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
(甲子園出場校21世紀枠・・、21世紀枠補欠校・・
(甲子園出場校希望枠_・・、希望枠補欠校_・・
北海道


        北見工━━━┓3
              ┣━┐
        函館商─┐6│1│
            ┣━┘ │
        旭川工━┛10  │0
                ┣━┓
         広尾─┐0(7) ┃6┃
            ┣━┓ ┃ ┃
      札幌藻岩━┛12┃8┃ ┃
              ┣━┛ ┃
       奈井江商───┘2  ┃3
                  ┣━┐
       札幌日大───┐3(13)│2│
              ┣━┐ │ │
       釧路江南━━━┛4│ │ │
                │3│ │
        鵡川━┓13(5) ┣━┘ │
            ┣━┓ ┃10(7) │
       稚内大谷─┘0┃8┃   │
              ┣━┛    │
         岩内───┘0(7)    │1
                    ┣━ 
        釧路工━━━┓11    ┃9
              ┣━┐   ┃
       北見緑陵─┐4│10│   ┃
            ┣━┘ │1(7) ┃
       帯広南商━┛9  ┣━┐ ┃
                ┃8│ ┃
       旭川竜谷───┐4┃ │ ┃
              ┣━┛ │ ┃
         知内━━━┛6  │0┃
                  ┣━┛
     駒大苫小牧━━━┓6   ┃16(5)
              ┣━┓ ┃
       札幌第一───┘1┃ ┃
                ┃3┃
      駒大岩見沢─┐0  ┣━┛
            ┣━┓ │0
         北海━┛2┃6│
              ┣━┘
         北照───┘4(12)
北海道の出場枠は1校。昨夏の甲子園で北海道勢として初優勝した駒大苫小牧が
秋の全道大会も優勝。実力、経験で他校を圧倒し文句なしの当選。タイプの異なる
3人の右腕はいずれも好投手。主将の林を軸とした打線も強力で夏春連覇も夢
ではない。準優勝の札幌藻岩は補欠1位、ベスト4で惜敗した鵡川は補欠2位
となった。

     

東北


     横手(秋2)───┐0(7) 
              ┣━┐
   盛岡中央(岩3)━┓7┃8│
            ┣━┛ │0(5) 
   光星学院(青3)─┘6(12)┣━┓
                ┃10┃
   学法石川(福2)───┐2┃ ┃
              ┣━┛ ┃
    羽黒(山1)━━━┛12(5) ┃9
                  ┣━┓
  盛岡大付(岩1)━━━┓7(8) │3┃
              ┣━┓ │ ┃
    八戸工(青2)───┘0┃7│ ┃
                ┣━┘ ┃
  東海大山形(山3)━━━┓5│4  ┃
              ┣━┘   ┃
     東北(宮1)───┘1    ┃9
                    ┣━ 
   聖光学院(福1)───┐1    │8
              ┣━┓   │
秋田経法大付(秋3)━━━┛3┃2  │
                ┣━┐ │
   日大山形(山2)───┐3│0│ │
              ┣━┘ │ │
   一迫商(宮2)━━━┛4  │2│
                  ┣━┘
  青森山田(青1)━━━┓9(7) ┃5
              ┣━┓ ┃
   専大北上(岩2)───┘2┃ ┃
                ┃8┃
     田村(福3)─┐4(10)┣━┛
            ┣━┓ │0(7) 
   仙台育英(宮3)━┛5┃6│
              ┣━┘
    秋田商(秋1)───┘2
東北の出場枠2校を選ぶにあたり選考対象を東北大会ベスト4進出の4校に絞った。
最初に当選したのが優勝の羽黒。ブラジル人留学生が主力を占める個性派集団で、
守りの良さが地区内では抜きん出ている。2校目に選ばれたのが準優勝の青森山田。
注目左腕・柳田を筆頭に昨夏甲子園経験者も多数で投打によくまとまっている。
この2校の実力が際立っていたため、選考はすんなり終わった。補欠校はベスト4で
敗れた2校。1位が秋田経法大付、2位が盛岡大付。

関東・東京
関東


 二松学舎沼南(千1)─┐3
            ┣━┓
  常総学院(茨2)━┛4┃2
              ┣━┐
    前橋商(群1)━┓7│0│
            ┣━┘ │
   日本航空(山2)─┘4  │8
                ┣━┐
   宇都宮工(栃1)─┐3  ┃10│
            ┣━┐ ┃ │
    慶応(神2)━┛7│0┃ │
              ┣━┛ │
  浦和学院(埼1)━┓3┃6再 │
            ┣━┛   │
   日大明誠(山3)─┘0    │3
                  ┣━ 
   波崎柳川(茨1)─┐6    ┃5
            ┣━┐   ┃
  桐生第一(群2)━┛7│0  ┃
              ┣━┓ ┃
 東海大相模(神1)━┓7┃3┃ ┃
            ┣━┛ ┃ ┃
  木更津総合(千2)─┘2  ┃4┃
                ┣━┛
    小山西(栃2)─┐2  │1
            ┣━┐ │
   埼玉栄(埼2)━┛3│2│
              ┣━┘
   甲府工(山1)━━━┛3

再 1試合目は14回4−4日没引き分け
関東・東京で出場枠6校。まずは高い評価を得た学校から当選させていく。東京大会優勝
の修徳は攻守に圧倒的な力を持つとしてすんなりと選ばれた。次に関東大会優勝の
東海大相模も高い総合力と評価され当選、投打の軸となる選手を擁し5年ぶりの優勝を
狙う。続く準優勝の浦和学院も当選。集中打のある攻撃が持ち味だ。ベスト4の甲府工も
安定した投手力で、同じくベスト4の常総学院も高い攻撃力を持つとされ3、4校目で当選
した。最後の5校目を選ぶのに難航した。候補は2校。東京大会4強の帝京か、関東大会
ベスト8で引き分け再試合の末敗れた慶応か。激しい意見のぶつかり合い、長時間の議論
の結果、バッテリーを中心に粘り強い野球を展開した慶応を推す声がわずかながら多く、
5校目の枠は慶応が獲得した。またしても関東・東京の配分は5:1となった。東京勢の
評価を上げるには選抜で結果を残すこと、これに尽きる。
関東の補欠1位校は埼玉栄、2位校は桐生第一、東京の補欠1位校は帝京、2位校は
日大豊山。

東京


         保谷───┐5
              ┣━┓
      日大豊山━┓11┃10┃
            ┣━┛ ┃
         松原─┘0(7) ┃17
                ┣━┓
        日大三━┓10(7) │13┃
            ┣━┓ │ ┃
        東京実─┘2┃13│ ┃
              ┣━┘ ┃
       青山学院───┘6(7) ┃7(8)
                  ┣━┐
         創価━━━┓5  │0│
              ┣━┐ │ │
        府中工─┐1│3│ │ │
            ┣━┘ │ │ │
       東亜学園━┛5  │4│ │
                ┣━┘ │
       実践学園━┓3  ┃5  │
            ┣━┓ ┃   │
     二松学舎大付─┘0┃4┃   │
              ┣━┛   │
      日大鶴ヶ丘───┘1    │1
                    ┣━ 
        修徳━━━┓9(8)     ┃7
              ┣━┓   ┃
    明大中野八王子━┓6│0┃      ┃
            ┣━┘ ┃   ┃
         堀越─┘0  ┃7  ┃
                ┣━┓  ┃
        穎明館─┐6(10)│1┃ ┃
            ┣━┐ │ ┃ ┃
        桜美林━┛7│0│ ┃  ┃
              ┣━┘ ┃  ┃
        国士舘━━━┛5  ┃6┃
                  ┣━┛
        関東一───┐3  │2
              ┣━┓ │
        帝京━┓7┃6┃ │
            ┣━┛ ┃ │
         昭和─┘2  ┃7│
                ┣━┘
      東海大菅生━┓3  │3
            ┣━┓ │
        日大二─┘0┃5│
              ┣━┘
        八王子───┘2
 

北信越


   金沢泉丘(石2)─┐3
            ┣━┐
   不二越工(富2)━┛6│0
              ┣━┐
  新潟明訓(新1)━┓4┃3│
            ┣━┛ │
   上田千曲(長3)─┘2  │2(10)
                ┣━┐
   敦賀気比(福1)─┐2(7) ┃12│
            ┣━┐ ┃ │
   日本文理(新3)━┛11│4┃ │
              ┣━┛ │
    星稜(石4)━┓5┃6  │
            ┣━┛   │
  武蔵工大二(長1)─┘3    │5
                  ┣━ 
  佐久長聖(長2)━┓5(15)  ┃7
            ┣━┓   ┃
     福井(福3)─┘4┃7  ┃
              ┣━┐ ┃
    高岡商(富3)─┐0│3│ ┃
            ┣━┘ │ ┃
    遊学館(石1)━┛8  │0┃
                ┣━┛
    小松商(石3)─┐2  ┃9(7)
            ┣━┐ ┃
    砺波工(富1)━┛3│1┃
              ┣━┛
   福井商(福2)━┓3┃2
            ┣━┛
     中越(新2)─┘0
北信越の出場枠は2校。北信越大会で優勝した福井商は投攻守いずれも高レベルで異論
の声は全くなく当選。特に投手陣の充実ぶりが目立つ。主戦の林は大会屈指の右腕として
選抜でも注目。もう1枠は準優勝の星稜、ベスト4の新潟明訓の2校の比較。準優勝の
星稜は気迫溢れるプレーで勝ち上がり県4位ながら見事地区大会準優勝を勝ち取った。
一方の新潟明訓は星稜と比較すると総合力では上。準優勝の実績か、総合力か、どちら
の学校を選ぶべきか、といったところだが、両校は直接対決しており延長とはいえ大差が
ついた。この影響もあり新潟明訓が脱落し、星稜の当選が決まった。
補欠1位は新潟明訓、2位は佐久長聖。

東海


  県岐阜商(岐1)━━━┓6
              ┣━┐
   津田学園(三2)─┐3│3│
            ┣━┘ │
  東海大翔洋(静3)━┛5  │7
                ┣━┓
    中津商(岐3)─┐2  ┃10┃
            ┣━┓ ┃ ┃
 愛工大名電(愛2)━┛4┃2┃ ┃
              ┣━┛ ┃
    静清工(静1)───┘1  ┃7
                  ┣━ 
    海星(三1)━━━┓5  │2
              ┣━┐ │
    常葉橘(静2)━┓7│3│ │
            ┣━┘ │ │
     星城(愛3)─┘0(8) │2│
                ┣━┘
     相可(三3)━┓4  ┃5
            ┣━┐ ┃
     中京(岐2)─┘2│2┃
              ┣━┛
    東邦(愛1)━━━┛3
東海の出場枠は2校。東海大会で優勝して明治神宮大会でも全国区の実力を見せた
愛工大名電が文句なしで当選。”投攻守”に加え”走”も優れている。投手陣は
主戦投手・斉賀に頼りすぎるきらいもあるので2番手以降の台頭が待たれる。
準優勝の東邦も県1位予選通過など実績十分。愛工大名電に引けを取らない実力
があるとされ2校目で当選した。補欠校は1位が県岐阜商、2位が海星 となった。

近畿


   履正社(大1)━┓7
            ┣━┐
  智弁和歌山(和2)─┘5│8(8)
              ┣━┐
   三田学園(兵3)─┐0┃15│
            ┣━┛ │
   八幡商(滋1)━┛5  │0(6)
                ┣━┐
    高田商(奈2)─┐2(6) ┃10│
            ┣━┐ ┃ │
  大産大付(大3)━┛12│2┃ │
              ┣━┛ │
    育英(兵2)━┓7┃3  │
            ┣━┛   │
  福知山成美(京1)─┘0(7)   │2
                  ┣━ 
    天理(奈1)━┓15(5)   ┃6
            ┣━┓   ┃
     近江(滋2)─┘1┃5  ┃
              ┣━┐ ┃
 立命館宇治(京3)━┓7│1│ ┃
            ┣━┘ │ ┃
     南部(和3)─┘3  │4┃
                ┣━┛
神戸国際大付(兵1)━┓3  ┃5
            ┣━┓ ┃
   京都学園(京2)─┘0┃2┃
              ┣━┛
  東海大仰星(大2)─┐8│1
            ┣━┘
 市和歌山商(和1)━┛9
近畿の出場枠は6校。まずは近畿大会決勝進出の兵庫勢2校がすんなりと当選した。
優勝の神戸国際大付は左右の二枚看板を中心に、練習試合含め37連勝を記録する
など非常に勝負強い。選抜優勝は打線の底上げにかかる。準優勝の育英も実力は十分。
本格派右腕・若竹は注目の投手だ。次いでベスト4で敗れた2校を見る。ここから
強力打線の天理が当選。総合力の高さなら全国でも有数を誇る。同じくベスト4の
八幡商はコールド負けの試合内容が響いて当選に待ったがかかり保留、ベスト8以下
の候補校と比較されることになった。ベスト8で神戸国際大付に惜しくも敗れた
市和歌山商が敗戦の内容の良さから浮上、4校目で当選した。ベスト8で育英に惜しく
も敗れた大産大付が(同じ育英に敗れた)八幡商よりも試合内容が良い、ということで
5校目で当選した。6校目は八幡商、立命館宇治、履正社の3校の比較になった。
履正社は八幡商との直接対決で敗れていることから脱落。結局ベスト4まで勝ち
上がった八幡商が攻撃力の高さを買われて最後の枠に滑り込んだ。選出された6校は
妥当なところだが、順位は多少前後した。補欠校は1位が立命館宇治、2位が履正社。

中国・四国
中国


     華陵(山2)━┓6
            ┣━┐
    米子東(鳥4)─┘1│5
              ┣━┐
    鳥取商(鳥1)─┐0┃9│
            ┣━┛ │
    開星(島2)━┛10(5) │6
                ┣━┐
   高陽東(広1)━┓12  ┃10│
            ┣━┐ ┃ │
    倉敷工(岡3)─┘11│1┃ │
              ┣━┛ │
     賀茂(広3)─┐0┃5  │
            ┣━┛   │
    関西(岡1)━┛8    │9
                  ┣━ 
     出雲(島1)─┐4    ┃12
            ┣━┓   ┃
   如水館(広2)━┛10┃3  ┃
              ┣━┐ ┃
    倉敷商(岡2)━┓9│2│ ┃
            ┣━┘ │ ┃
     浜田(島3)─┘1(7) │1┃
                ┣━┛
    南陽工(山3)━┓12(8) ┃4
            ┣━┐ ┃
    米子西(鳥2)─┘5│2┃
              ┣━┛
    鳥取西(鳥3)─┐8┃4
            ┣━┛
   宇部商(山1)━┛9
中国・四国の2地区で出場枠は5校。選出方法は前回と同じ。両地区2校ずつをまずは
当選させる。中国・・中国大会優勝の宇部商がまず当選。派手さはないが攻守のバランス
が良く取れていて、また実力だけでは測れない土壇場での強さにも定評がある。準優勝の
関西も堅い守りに、県1位予選通過の実績もあり、異論なく当選した。
中国3位はベスト4の如水館と開星の比較になり、わずかに評価で上回った如水館が
残った。四国・・四国大会では愛媛勢の活躍が目立った。その中から優勝の新田、
準優勝の西条が2校当選を決めた。新田は守りのチーム。西条は強力打線と継投が
持ち味。次に三本松と済美の比較になる。総合力では済美が上回るものの、愛媛
から3校の選出はおかしいとして除外され、三本松が四国3位となった。
これで両地区2校ずつで4校の当選が決まった。最後の1校をめぐって、中国3位校の
如水館と、四国3位校の三本松が比較されることになった。コールド負けを喫した三本松
の総合力に疑問を呈する声が挙がったのに対し、試合運びのうまい如水館は手堅い
守備も高評価だった。このことから如水館が5校目での当選となった。
補欠校は中国1位が開星、2位が高陽東。四国は1位が三本松、2位が済美。
四国


    小松島(徳1)───┐1
              ┣━┐
    高知商(高2)─┐0┃2│
            ┣━┛ │
   三本松(香3)━┛1  │0(7) 
                ┣━┓
    高松商(香1)───┐3┃7┃
              ┣━┛ ┃
    新田(愛2)━┓5┃4  ┃
            ┣━┛   ┃
   生光学園(徳3)─┘1    ┃7
                  ┣━ 
    西条(愛1)━━━┓15(7) │4
              ┣━┓ │
    鳴門工(徳2)─┐3│1┃ │
            ┣━┘ ┃ │
     土佐(高3)━┛5  ┃4│
                ┣━┘
   明徳義塾(高1)───┐4│3(11)
              ┣━┘
    高松(香2)─┐0┃5
            ┣━┛
    済美(愛3)━┛8(8) 
 

九州


    戸畑(福1)━━━┓3
              ┣━┓
   佐世保北(長4)─┐3│2┃
            ┣━┘ ┃4
   鹿児島工(鹿2)━┛4(10)┣━┐
                │3│
  ▲◆佐賀西(佐1)━━━┓6│ │
              ┣━┘ │
   専大玉名(熊2)───┘4  │3(8) 
                  ┣━┐
   長崎南山(長1)━━━┓7  ┃10│
              ┣━┐ ┃ │
  大分雄城台(大2)───┘2│1┃ │
                ┣━┛ │
   宮崎学園(宮1)───┐0┃12(7) │
              ┣━┛   │
  沖縄尚学(沖2)━━━┛5    │3
                    ┣━ 
    熊本工(熊1)───┐1    ┃6
              ┣━┐   ┃
 東筑紫学園(福3)━┓12┃5│   ┃
            ┣━┛ │4(15)┃
    鳥栖商(佐2)─┘1(5) ┣━┓ ┃
                ┃6┃ ┃
   島原中央(長2)───┐0┃ ┃ ┃
              ┣━┛ ┃ ┃
   柳ヶ浦(大1)━━━┛6  ┃5┃
                  ┣━┛
  神村学園(鹿1)━━━┓8  │2
              ┣━┓ │
   福岡第一(福2)───┘4┃ │
                ┃6│
    波佐見(長3)─┐2  ┣━┘
            ┣━┓ │4
  宮崎日大(宮2)━┛4┃10│
              ┣━┘
   沖縄水産(沖1)───┘4
九州大会で優勝して九州代表となった柳ヶ浦が明治神宮大会で優勝したため、九州の
出場枠は4校から1校増の5校となった。まず文句なしで当選したのが柳ヶ浦。九州・
神宮大会優勝の原動力となったのが本格派右腕の山口俊。恵まれた体躯から繰り
出す豪速球は「投手力の春」においてまさに難攻不落だ。ワンマンチームのイメージを
払拭するためには打線の奮起が不可欠だ。準優勝の沖縄尚学も文句なく当選。打撃
のチームで、打ち出したらとまらない集中打がある。続いてベスト4の神村学園が投打
に力強いと評価され3校目で当選。創部たった2年での快挙で、昨年の済美、一昨年の
遊学館と同じく驚異のスピード出世だ。4校目に選ばれたのが、ベスト8敗退ながら
柳ヶ浦と延長の激闘を演じた東筑紫学園。強力な中軸打線も評価のポイントだった。
ベスト4進出ながらベスト8で敗れた東筑紫学園に後れを取ったものの、戸畑が安定
した投手力を評価されて最後の5校目で当選した。
補欠校は1位が佐賀西、2位が宮崎日大となった。

21世紀枠
北海道   札幌藻岩
東北 一迫商 (宮城)
関東・東京   二松学舎大沼南 (千葉)
北信越   金沢泉丘 (石川)
東海   静清工 (静岡)
近畿   桜井 (奈良)
中国   賀茂 (広島)
四国 高松 (香川)
九州 ▲◆ 佐賀西 (佐賀)

5年目を迎えた21世紀枠の座を射止めたのは一迫商と高松。今回はどういう経緯で
2校が選ばれるに至ったか。まず最初に当選したのが一迫商。学校は人口9300人
あまりの一迫町にあり、地域の支援を得ながら「人づくり」を合言葉に野球部の
練習に励んできた。さらには野球部員のほとんどが近隣の生徒でもある。以上の
地域密着性が選考委員の共感を呼び当選となった。
2校目には昨年の台風被害の際に積極的なボランティア活動をした高松が、
文武両道の名門であること、また72年のブランクを越えての出場になるという
ことなどを評価されて当選の運びとなった。




希望枠
◇データ比較◇ 被塁打
四死球
失点 失策 合計
四国 三本松 9.82 (7) 1.91 (9) 2.45 (8) 0.82 (7)  31
東北 秋田経法大付 7.25 (8) 2.00 (8) 2.00 (9) 1.25 (5)  30
北海道   札幌藻岩 6.94 (9) 4.63 (4) 3.34 (7) 2.31 (1)  21
中国   開星 12.09(3) 3.66 (6) 5.06 (2) 0.56 (9)  20
東海   県岐阜商 10.03(6) 5.91 (2) 4.11 (4) 1.03 (6)  18
近畿   立命館宇治 12.20(2) 4.93 (3) 3.89 (5) 0.78 (8)  18
東京   帝京 13.25(1) 4.50 (5) 3.50 (6) 1.25 (5)  17
北信越   新潟明訓 11.43(4) 2.92 (7) 4.62 (3) 1.46 (3)  17
関東   埼玉栄 10.85(5) 6.09 (1) 5.29 (1) 1.59 (2)  9

希望枠の選考方法は前回と同じ。今回は三本松が2位
の秋田経法大付にわずか1点差で上回り、出場を
勝ち取った。それにしても激戦だった。選考基準
4項目のうち2点差がついたのは失策の項目のみで
あとは1点差。秋田経法大付は4試合で5失策を
記録したが、もしこの失策が1つ少なかったら、
秋田経法大付は三本松と合計点で並び、さらに
得失点差でも三本松を上回っていたため当選して
いたのだ。まさに紙一重の勝負だった。







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