高校野球 年度別 選抜選考経過 2002年(平14年)第74回大会

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各地区 前年2001年(平13年)秋季大会の結果と選抜選考経過

(甲子園出場校一般枠_・・、一般枠補欠校_・・、繰上げ甲子園出場の補欠校・・、不・・不戦勝・不戦敗、備考・・
(甲子園出場校21世紀枠・・、21世紀枠補欠校・・
北海道


        帯広工━━━┓3
              ┣━┐
        釧路工─┐4│2│
            ┣━┘ │3(10)
         遠軽━┛9  ┣━┓
                ┃7┃
       旭川大高───┐4┃ ┃
              ┣━┛ ┃4  
      札幌日大━━━┛11(7) ┣━┓
                  │2┃
      函館大有斗━━━┓5  │ ┃
              ┣━┓ │ ┃
       札幌第一───┘4┃ │ ┃
                ┃5│ ┃
       室蘭大谷━┓12(8) ┣━┘ ┃
            ┣━┐ │4(10)┃
       稚内大谷─┘5│9│   ┃
              ┣━┘    ┃
        滝川西━━━┛10     ┃9
                    ┣━ 
        函館北───┐0    │7
              ┣━┐   │
         北照━┓7┃5│   │
            ┣━┛ │1  │
       北見柏陽─┘2  ┣━┐ │
                ┃5│ │
       尚志学園━━━┓10┃ │ │
              ┣━┛ │ │
        旭川工───┘1(7) │3│
                  ┣━┘
         池田───┐3   ┃4
              ┣━┓ ┃
     駒大岩見沢━━━┛9┃ ┃
                ┃7┃
        中標津─┐1(7) ┣━┛
            ┣━┓ │6
        鵡川━┛8┃4│
              ┣━┘
     札幌国際情報───┘3
北海道枠1校をめぐって候補に挙がったのは北海道大会ベスト4進出の4校。ベスト4
で敗退した尚志学園と函館大有斗は決勝進出の2校を押しのけてまで選出される
には材料に乏しいとして脱落。決勝進出の2校を比較してみると、優勝した札幌日大
が準優勝の駒大岩見沢よりも総合力で上回るとされ、札幌日大が当選した。
駒大岩見沢は補欠校へ。

     

東北


     光南(福1)───┐3
              ┣━┐
   日大山形(山3)─┐0┃4│
            ┣━┛ │5
     大湊(青3)━┛4  ┣━┐
                ┃8│
   三沢商(青2)━━━┓6┃ │
              ┣━┛ │
     磐城(福3)───┘4  │0(7)
                  ┣━┓
     羽黒(山1)━━━┓8  ┃7┃
              ┣━┐ ┃ ┃
    花巻東(岩2)───┘1│2┃ ┃
                ┣━┛ ┃
  仙台育英(宮2)━━━┓10┃6  ┃
              ┣━┛   ┃
    秋田商(秋1)───┘7    ┃8
                    ┣━ 
    東北(宮1)━━━┓9(7)   │6
              ┣━┐   │
     原町(福2)───┘1│3  │
                ┣━┐ │
   酒田南(山2)━━━┓7┃4│ │
              ┣━┛ │ │
     福岡(岩3)───┘0(7) │2│
                  ┣━┘
   一関学院(岩1)───┐1  ┃4
              ┣━┓ ┃
秋田経法大付(秋2)━━━┛5┃ ┃
                ┃9┃
    宮城農(宮3)─┐1(7) ┣━┛
            ┣━┐ │2(8) 
    能代工(秋3)━┛8│1│
              ┣━┘
   光星学院(青1)━━━┛8(8) 

※ 不祥事による部活動自粛のため候補から除外
東北大会で優勝した仙台育英は活動自粛のため選考から除外。準優勝以下の学校を
多方面から検討し、出場枠の2校を選出する。まず最初に当選したのが準優勝の
秋田経法大付。主戦の平塚はプロも注目の好投手。2校目の候補に挙がったのが
ベスト4で敗れた酒田南と三沢商の2校。4強入りしたとはいえ、コールド負けを喫した
三沢商は総合力で劣るとされ除外された。代わりに候補に浮上したのが好投手の高井
を擁する東北。酒田南と東北の比較になったところ、直接対決を制した酒田南が評価で
上回り当選した。東北は補欠校へ。

関東


  太田市商(群1)━┓4
            ┣━┓
   作新学院(栃2)─┘1┃3
              ┣━┐
    市船橋(千1)━┓2│2│
            ┣━┘ │
  東海大甲府(山2)─┘1  │1(7)
                ┣━┐
  浦和学院(埼1)━┓10(7) ┃8│
            ┣━┓ ┃ │
    栃木工(栃3)─┘3┃6┃ │
              ┣━┛ │
 水戸短大付(茨1)━┓7│4  │
            ┣━┘   │
   桐蔭学園(神2)─┘1    │3
                  ┣━ 
    甲府工(山1)━┓2    ┃4
            ┣━┐   ┃
   敬愛学園(千2)─┘1│3  ┃
              ┣━┐ ┃
   平塚学園(神1)─┐0┃6│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
    前橋(群2)━┛8(8) │3┃
                ┣━┛
   花咲徳栄(埼2)─┐1  ┃4(10)
            ┣━┐ ┃
    土浦三(茨2)━┛4│1┃
              ┣━┛
  宇都宮工(栃1)━━━┛5
21世紀枠が新設された影響もあり関東は出場枠が減らされ4校となった。まず関東大会を
制した宇都宮工が当選した。バランスがよく取れていて、派手さはないが手堅い野球が持ち味
のチーム。準優勝の浦和学院は潜在能力では関東屈指。2人の1年生左腕は共に安定
していて将来性十分。次にベスト4から打力と守備力で高いレベルを見せた前橋が3校目で
当選した。最後の4校目はベスト4進出の太田市商と、ベスト8で惜しくも敗れたが地域性
で候補にあがった水戸短大付の2校の間で検討された。同じ浦和学院に太田市商はコールド
負けしているのに対し、水戸短大付は終盤まで粘った末に敗れている。このことから実力で
上回るとされた水戸短大付の当選が決まった。太田市商は補欠校へ。なおこの件に関して
群馬県太田市長が太田市商の落選に納得できないとして、高野連に対し選考基準の公開
を求めている(今回と同じような選考事例は過去何度もあり、特に珍しいものではない)。
高野連からの回答は上記の選考経過とほぼ同じで、市長の一定の理解を得るに至った。

東京


         創価━━━┓11(5) 
              ┣━┐
        拓大一━┓6│0│
            ┣━┘ │5
      帝京八王子─┘2  ┣━┓
                ┃10┃
     多摩大聖ヶ丘───┐0┃ ┃
              ┣━┛ ┃
    二松学舎大付━━━┛10(6) ┃3(11)
                  ┣━┐
       日体荏原───┐3(7) │2│
              ┣━┓ │ │
       穎明館━━━┛10┃ │ │
                ┃10│ │
         桐朋─┐1  ┣━┘ │
            ┣━┓ │3(7) │
         日野━┛6┃10│   │
              ┣━┘   │
        大森工───┘5    │3
                    ┣━ 
       日大三━━━┓6      ┃6
              ┣━┓   ┃
     国学院久我山━┓5│1┃      ┃(10)
            ┣━┘ ┃3  ┃
         国立─┘1  ┣━┓ ┃
                │2┃  ┃
        国士舘━━━┓10│ ┃  ┃
              ┣━┘ ┃  ┃
         文京───┘0(5) ┃5┃
                  ┣━┛
       早稲田実━━━┓8(7) │3
              ┣━┓ │
      東海大菅生───┘0┃ │
                ┃16│
        桜美林━┓10(7) ┣━┘
            ┣━┓ │4(6) 
         北野─┘1┃7│
              ┣━┘
         修徳───┘0(8) 
東京の出場枠は2校。まず文句なしで選ばれたのが東京大会で優勝した日大三。昨夏
の甲子園に続く夏春連覇を狙うに十分な戦力。主戦の左腕・清代は昨夏の甲子園でも
活躍した投手で安定感抜群。一方の打線も旧チーム同様強力だ。2校目は決勝で
延長の末惜しくも敗れた二松学舎大付、ベスト4の穎明館と早稲田実の計3校を比較。
その結果、準優勝の実績と日大三に勝るとも劣らない強打が魅力の二松学舎大付が
当選した。補欠校は穎明館。

北信越


    遊学館(石1)━┓7
            ┣━┐
     北陸(福3)─┘2│3(7) 
              ┣━┐
   新潟明訓(新1)─┐4┃10│
            ┣━┛ │
  松商学園(長4)━┛5  │2(7) 
                ┣━┓
    長野商(長2)━┓7  ┃10┃
            ┣━┐ ┃ ┃
    砺波工(富2)─┘1│1┃ ┃
              ┣━┛ ┃
   福井商(福1)━┓11┃4  ┃
            ┣━┛   ┃
   北陸大谷(石3)─┘1(7)   ┃7
                  ┣━ 
     福井(福2)━┓14    │1
            ┣━┐   │
    新潟商(新2)─┘5│2  │
              ┣━┓ │
   長野日大(長1)─┐6┃7┃ │
            ┣━┛ ┃ │
    新湊(富3)━┛11  ┃7│
                ┣━┘
   日本文理(新3)─┐0  │1
            ┣━┐ │
   高岡第一(富1)━┛3│1│
              ┣━┘
     金沢(石2)─┐2┃8(7) 
            ┣━┛
   佐久長聖(長3)━┛6
北信越の出場枠は2校。北信越大会で優勝した福井商は甲子園経験豊富、また試合巧者
ぶりも目立ち、さらに非常にバランスの取れた戦力は地区一番とされ、最初に当選した。
2校目には左腕・荒瀬の好投と集中打で準優勝の結果を残した新湊が当選した。
決勝進出の2校が高い評価を得たため、選考で意見が割れることもなくすんなり出場校が
決定した。補欠校はベスト4の松商学園。

東海


    静清工(静1)───┐1(8) 
              ┣━┓
  津田学園(三2)━┓6┃8┃
            ┣━┛ ┃
   郡上北(岐3)─┘4  ┃8
                ┣━┐
    享栄(愛2)━┓6  │7│
            ┣━┓ │ │
    常葉橘(静3)─┘0┃3│ │
              ┣━┘ │
   岐阜三田(岐1)───┘1  │1
                  ┣━ 
     三重(三1)───┐5  ┃10
              ┣━┐ ┃
     益田(岐2)─┐2┃12│ ┃
            ┣━┛ │ ┃
 愛工大名電(愛3)━┛8  │3┃
                ┣━┛
   久居農林(三3)─┐0(7) ┃4
            ┣━┐ ┃
   加藤学園(静2)━┛7│4┃
              ┣━┛
 中京大中京(愛1)━━━┛8
東海の出場枠は3校。東海大会で優勝した中京大中京は中根、深町という左右両投手が
安定し、また攻めも多彩で破壊力もある。総合力では他を圧倒しているとされ当選。
準優勝の津田学園は大敗が響いて選考は後回し。2校目に選ばれたのはベスト4で
中京大中京に惜しくも敗れた攻撃力の高さが売りの愛工大名電。3校目に津田学園が
大会3勝の実績を買われて当選した。補欠1位校が郡上北。地域性もあって享栄は
補欠2位。

近畿


  報徳学園(兵1)━┓6(11) 
            ┣━┓
     天理(奈3)─┘5┃8(8) 
              ┣━┓
     近江(滋1)─┐1│1┃
            ┣━┘ ┃
 大体大浪商(大2)━┛3  ┃8
                ┣━┓
    平安(京1)━┓4  │2┃
            ┣━┓ │ ┃
   智弁学園(奈2)─┘1┃10│ ┃
              ┣━┘ ┃
   彦根東(滋3)━┓3│0(5) ┃
            ┣━┘   ┃
   日高中津(和2)─┘2    ┃5
                  ┣━ 
 智弁和歌山(和1)━┓7    │3
            ┣━┓   │
    比叡山(滋2)─┘3┃8(7) │
              ┣━┐ │
    郡山(奈1)━┓3│1│ │
            ┣━┘ │ │
  福知山成美(京2)─┘0  │3│
                ┣━┘
  金光大阪(大1)━┓5(10)┃6
            ┣━┓ ┃
     育英(兵3)─┘4┃5┃
              ┣━┛
    三木(兵2)━┓5│1
            ┣━┘
     初芝(大3)─┘4(10)
関東と同じく近畿も1校減枠となり出場枠は6校。近畿大会優勝、また明治神宮大会でも
圧倒的な強さを見せて優勝した報徳学園が満場一致の当選。本格派右腕の大谷を筆頭
に各選手の能力が非常に高く、大型チームにありがちな接戦での脆さもなく勝負強い。
甲子園でも優勝候補の筆頭だ。2校目で当選したのが速球派投手の吉見を擁する
準優勝の金光大阪。3、4校目にはベスト4から走攻守に高いレベルを誇る平安、強打
は今年も健在の智弁和歌山の2校が選ばれた。残った2枠をベスト8で敗れた
大体大浪商、彦根東、郡山、三木の4校と初戦で惜敗した天理と育英を含めた6校の間で
検討。このうち天理、育英、彦根東の3校が県大会予選通過順位で引っかかり脱落した。
残った3校のうちまず浮上したのが、堅守で守り立てて延長を制し1勝をあげた三木。
最後に総合力でわずかに上回った大体大浪商が当選。「復活」の甲子園切符を手に
入れた。補欠校は1位が郡山、2位が彦根東。

中国


    広陵(広2)━┓10(7) 
            ┣━┓
     岩国(山4)─┘1┃4
              ┣━┐
     防府(山1)─┐0│1│
            ┣━┘ │
     浜田(島2)━┛7(7) │2(12)
                ┣━┓
    倉吉北(鳥1)─┐3(10)┃3┃
            ┣━┐ ┃ ┃
   玉野光南(岡3)━┛5│2┃ ┃
              ┣━┛ ┃
   鳥取城北(鳥3)─┐1┃3  ┃
            ┣━┛   ┃
    関西(岡1)━┛13(5)   ┃6
                  ┣━ 
   益田東(島1)━┓2    │5
            ┣━┓   │
   米子松蔭(鳥2)─┘1┃8  │
              ┣━┐ │
  岡山理大付(岡2)━┓7│6│ │
            ┣━┘ │ │
   松江北(島3)─┘0(7) │0│
                ┣━┘
   広島商(広3)━┓8(7) ┃10(5) 
            ┣━┓ ┃
    宇部商(山2)─┘1┃3┃
              ┣━┛
  多々良学園(山3)─┐2│1
            ┣━┘
    高陽東(広1)━┛9(8) 
出場枠3校を選ぶにあたりまずは候補を中国大会で1勝してベスト8に残った8校に限定。
左腕・宮本を中心に安定した試合運びで優勝した関西がまず1番手で当選した。続いて
準優勝の広島商も戦力、とりわけ機動力の高さを評価されて2校目で当選。3校目には
4強の広陵、益田東、ベスト8で敗れはしたものの、広島1位で予選を通過した高陽東の
3校が候補に挙がった。益田東は5回コールド負けが響いて、通常優遇されがちな
山陰という地域性を考慮しても除外せざるを得なかった。広島勢2校の比較となり、
その結果、安定感のある右腕・西村がいるということで投手力で軍配が上がった広陵が
当選した。補欠校は地域性により高陽東ではなく益田東となった。

四国


  尽誠学園(香2)━┓6(10) 
            ┣━┓
    徳島商(徳1)─┘5┃9
              ┣━┓
   八幡浜(愛2)─┐0│5┃
            ┣━┘ ┃
    高知(高1)━┛1  ┃2
                ┣━ 
  明徳義塾(高2)━┓5  │1
            ┣━┓ │
    高松商(香1)─┘1┃7│
              ┣━┘
   鳴門工(徳2)━┓6│3
            ┣━┘
    川之江(愛1)─┘0
四国の出場枠は3校。四国大会優勝の尽誠学園と準優勝の明徳義塾の2校は他校と比較して
群を抜くレベルの高さを見せたとして議論が始まってすぐに当選決定。3校目はベスト4の
高知と鳴門工の2校に限定して検討。昨夏甲子園の経験者が多数残るということで戦力的に
優位と見られた鳴門工が地域性もプラスして当選した。高知は補欠校へまわった。

九州


  九州学院(熊1)━━━┓2(10)
              ┣━┓
     延岡(宮4)─┐3│1┃
            ┣━┘ ┃7
    辺土名(沖2)━┛4(12)┣━┓
                │0┃
   大分豊府(大1)━━━┓2│ ┃
              ┣━┘ ┃
 九州国際大付(福2)───┘0  ┃11(8)
                  ┣━┓
   日章学園(宮1)───┐2(8) │4┃
              ┣━┓ │ ┃
  長崎南山(長2)━━━┛9┃3│ ┃
                ┣━┘ ┃
     厳木(佐1)───┐0│2  ┃
              ┣━┘   ┃
     川内(鹿2)━━━┛3    ┃6
                    ┣━ 
     海星(長1)───┐2    │5
              ┣━┐   │
    佐賀工(佐2)─┐0┃4│   │
            ┣━┛ │0  │
    東福岡(福3)━┛2  ┣━┓ │
                ┃7┃ │
   宮崎日大(宮2)───┐0┃ ┃ │
              ┣━┛ ┃ │
    樟南(鹿1)━━━┛3  ┃2│
                  ┣━┘
福岡工大城東(福1)━━━┓7(8) │0
              ┣━┐ │
    熊本工(熊2)───┘0│ │
                │0│
   延岡工(宮3)━┓5  ┣━┘
            ┣━┓ ┃1
   大分舞鶴(大2)─┘2┃4┃
              ┣━┛
    中部商(沖1)───┘3
九州の出場枠は4校。九州大会で決勝を争った九州学院と樟南の実力が際立つという
ことで、2校がほとんど同時に当選した。優勝した九州学院は打撃に力があり快足打者
も多く揃えて機動力にも自信を持つ。準優勝の樟南は主戦・岩崎を中心によくまとまって
いる。甲子園経験が豊富なのも強みだ。3、4校目の候補としてベスト4の延岡工、
長崎南山、ベスト8で敗れたが潜在能力の高い福岡工大城東を加えた計3校の名が
挙がった。最初に当選したのが堅い守備が持ち味の延岡工。最後のイスを獲得したのは
レギュラーだけでなく控えの戦力も充実していて選手層の厚い福岡工大城東となった。
当落の生命線であるベスト4での試合内容で印象を落とした長崎南山は涙を呑むこと
となり、補欠校へまわった。
 

21世紀枠
北海道 鵡川
東北   宮城農 (宮城)
関東・東京 土浦三 (茨城)
北信越   長野日大 (長野)
東海   郡上北 (岐阜)
近畿   彦根東 (滋賀)
中国 松江北 (島根)
四国 八幡浜 (愛媛)
九州   辺土名 (沖縄)
※ 不祥事により選抜推薦取り消し

2年目を迎えた21世紀枠。今回選ばれたのは鵡川と松江北。まず鵡川は廃部、廃校の
危機を町と一体となって乗り越え、町民に夢と希望を与えたことを評価され当選した。
野球部の強化を核として学校と過疎化に悩む町の活性化を図った同校は、有力私学が
甲子園出場の半数以上を占める昨今において希有な存在。
一方の松江北は文武両道で勉強とスポーツにがんばる姿を高く評価されて当選した。