高校野球 甲子園 下馬評と結果

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高校野球 選手権大会2005年(平17年)第87回大会



大会前A〜E評価

愛工大名電 大阪桐蔭 日大三 沖縄尚学 済美

駒大苫小牧 明徳義塾 ※ 桐光学園 青森山田 柳川 福井商 関西
天理 智弁和歌山 国士舘
※明徳義塾は甲子園辞退のため、高知が代替出場

銚子商 春日部共栄 東北 宇都宮南 宇部商 遊学館 樟南
酒田南 日本航空 近江 高陽東 清峰

松商学園 熊本工 秋田商 佐賀商 鳴門工 前橋商 藤代
土岐商 江の川 京都外大西 丸亀城西 姫路工

別府青山 聖心ウルスラ 静清工 菰野 鳥取西 高岡商 聖光学院
花巻東 新潟明訓 旭川工

(結果=太字赤・・優勝 、太字紫・・準優勝 、太字青・・ベスト4 、太字・・ベスト8

[朝日新聞記事参考] 頂点へ有力5校
追う10校
上位狙う 
旋風期待
好チーム
→ A
→ B
→ C
→ D
→ E

◆下馬評・・
今年の夏は大阪が熱い。投手では大阪桐蔭・辻内、近大付・鶴、打者では大阪桐蔭・平田、履正社・岡田。この4人
は「浪速の四天王」といわれ、いずれもドラフト1位で消えるような逸材。さらにはPL学園の右腕・前田や大阪桐蔭の
新戦力・中田など目が離せない選手が多数でレベルの高いチームばかり。さすがは高校野球の総本山・高野連の
お膝元だ。最近は野球留学で有力選手が大阪を離れるケースが増えている。それを批判するつもりは毛頭ない。
でもやはり激戦の大阪を勝ち抜いて甲子園に出るのが一番カッコいいのである。そんな大阪を勝ち抜いてきた大阪桐蔭
が甲子園でも大本命。エース・辻内は左腕から150キロ超の球を投げるという末恐ろしい投手。控え投手をつとめる
スーパー1年生・中田はバッティングも非常に良い。打線も4番・平田を筆頭に強打者揃い。高校生レベルを遥かに
凌駕 したチームだというのが、個人的な見解だ。実際、一般評価としては先頭集団5〜7チームといったところ。
春夏連覇に挑む愛工大名電は選抜で既におなじみのバント多用の機動力野球が持ち前。さらに4番・堂上をはじめ
長打力も打線のつながりも出てきた。主戦・斉賀は速い直球に緩急をつけた投球を身上とする。だが試合後半に
なるとバテて制球を乱すクセがある。連覇はエースの復調次第、また後半での粘りも重要。
強力な打線といえば日大三も負けてはいない。予選で4割強の打率をマークし、6試合10本塁打の長打力も魅力だ。
守備も6試合2失策と安定している。となると左腕・大越をはじめとする投手陣の出来が鍵を握る。
沖縄尚学はしぶとく食らい突くねちっこい打線。選抜でも見せた集中打も健在だ。済美は選手個々の力が非常に高く
総合力が高い。

◆結果・・
あの池田、PL学園さえも成し遂げることのできなかった夏の甲子園2連覇。それを駒大苫小牧はやってのけた。
夏連覇は小倉(小倉中〜)以来の57年ぶりとなる。松橋、田中、吉岡という極めて質の高い右の本格派の継投や、
リードオフマン・林から中軸へと続く強力な打線ももちろんだが、なによりも昨夏同様守りのうまさがバツグンだった。
守備の乱れが直接間接の敗因になったチームも多かったから、ことさら駒大苫小牧の堅実な守備が光った。
だがそれだけでは連覇の理由のすべてを解明できたとはいえない。名将たちは分析する。「それほど期待されていな
かったので重圧がなかった」「突出した選手がおらずチームにまとまりがあった」「兄貴分のような香田監督のもと、
選手達ものびのびやれた」なども要因として挙げられる。ともあれ現代での夏連覇という空前絶後の快挙にただ
ひたすら脱帽だ。
好素材の1年生の活躍が光ったなか、一際素晴らしかったのが、準優勝した京都外大西の右腕・本田だ。京都外大西も
投手は分業制で大会前の評価とは裏腹に良く打ち、良く守った。特にリリーフを担当した本田の活躍抜きに同校の躍進
を語ることはできない。1年生にして145キロ、夏の甲子園で5勝の右腕はまだ4度の全国制覇のチャンスがある。
超高校級チーム・大阪桐蔭もやはり評判どおりの強さだった。辻内は左腕からなんと152キロをマーク。初戦こそ不調
だったが、以降三振の山を築いた。主砲・平田の甲子園3発はひたすら度肝を抜かれた。甘いコースが多かったとはいえ、
大舞台でこれだけ打つのだから大したもの。そしてもう1人、好素材の1年生として初戦・投打に大車輪の中田も忘れて
はならない。その他では強豪を連破した清峰、左腕・好永の宇部商、バント多用攻撃が凶と出た愛工大名電など。


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