高校野球 甲子園 下馬評と結果

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高校野球 選手権大会2002年(平14年)第84回大会



大会前A〜E評価

報徳学園 帝京 浦和学院 樟南

明徳義塾 鳴門工 尽誠学園 智弁学園 柳川 智弁和歌山 桐光学園
東邦

酒田南 富山商 桜美林 拓大紅陵 常総学院 広陵 大阪桐蔭
中部商 日章学園 桐生市商 熊本工 玉野光南 日本航空

柳ヶ浦 東山 鳥栖 海星 青森山田 川之江 宇部商
日本文理 福井 佐久長聖 興誠 久居農林 遊学館 小山西
光泉

札幌第一 仙台西 日大東北 中京 一関学院 秋田商 開星
倉吉北 旭川工

(結果=太字赤・・優勝 、太字紫・・準優勝 、太字青・・ベスト4 、太字・・ベスト8

[朝日新聞記事参考] 頂点へ有力
4強に迫る
上位ねらう
旋風起こす
好チーム
→ A
→ B
→ C
→ D
→ E

◆下馬評・・
報徳学園の春夏連覇はあるか。エース・大谷は140キロ代後半の直球に加え変化球も良く、いつでも三振が取れる。
ランナーを出してセットポジションになっても球威が落ちない。ピンチになればなるほど勝負強さを発揮する投手だ。
控え投手も安定、打線もここへ来て調子を上げてきた。走攻守ハイレベルで、チームの精神的な強さも際立っている。
窮地に追い込まれたときに底力を発揮できるかの有無が春夏連覇のカギになるが、報徳学園にはそれがある。
4年ぶりとなる帝京は甲子園に出てくるときはさすがに強力なチームを引っさげてくる。豪快なバッティングに投手は
豪速球を投げるチームカラーだ。右腕育成に定評がある同校だが、今回も本格派の高市という右腕がいる。左腕・吉田
も安定感があり、打倒・報徳の一番手だ。
浦和学院も選抜で敗れた報徳学園へのリベンジを狙っている。左腕エース須永は非常に安定している。スクリューも
覚えたということで投球パターンも豊富になった。チャンスに強い打撃、うまい守備とあわせ総合力は全国トップレベル。
選抜初戦敗退の悔しさを晴らしたい樟南は主戦・岩崎が縦のスライダーをはじめ変化球を巧みに駆使。相手打線は
対応に苦しむだろう。守備も安定していて先手必勝パターンで逃げ切りたい。以上がA評価4強。
B評価以降の注目チームを挙げてみると、明徳義塾、鳴門工、尽誠学園の四国勢が元気だ。いずれも3季連続の甲子園
で選抜でも8強入り。夏もなかなかやりそうだ。明徳義塾は予選で9回無死満塁サヨナラのピンチを乗り越え甲子園に
やってきた。実力はもちろん非科学的な力も作用するチームで、簡単には負けることはないだろう。個人的に一押し
なのがブラジルからの留学生がいる日章学園。片山、小笠原の投手陣、瀬間仲を筆頭とする打撃はかなり強力だろう。

◆結果・・
2日目にしていきなり報徳学園VS浦和学院の対決。これは波乱の大会になるのではないかと予感させた今大会は、
最後まで試合の行方がわからないハラハラした好試合が多く、非常に充実した内容だった。史上初の四国勢4校
すべてが8強入りするなど四国勢の活躍が顕著だった。明徳義塾は優勝するべくして優勝したといった感じだ。
特に3回戦の常総学院戦では8回裏2死からエラー出塁後の豪快な2連続アーチで逆転。特に森岡の本塁打には度肝
を抜かれた。バースが打ったところまで飛んだのでは、との話だ(人指し指を1本だけ立ててのポーズはこのときの森岡
が甲子園で初めてか)。予選と同じくまたしても崖っぷちから蘇った明徳義塾は準々決勝以降の3試合をすべて圧倒、
あっさりと優勝を決めた。コト起こしの情にもろいという馬淵監督が”5打席連続敬遠”、途中3年間の不振などさまざま
な逆境を乗り越えて初の栄光を勝ち取った。
それほど高くなかった下馬評ながら準優勝した智弁和歌山の活躍も立派だ。2年前のような圧倒的な打撃はなかった
が、一転投手を中心とした手堅い野球で勝ちあがった。特に帝京戦での下手投げの主戦・田林の投球は見事だった。
低めを丁寧につく投球に強打の帝京打線が凡フライの連続。これぞ技巧派投手の真骨頂だ。
逆に評判倒れに終わったのが報徳学園、浦和学院だ。報徳学園はもう少し終盤の粘りが欲しかった。まさか2日目に
して消えるとは思っていなかった。その打倒・報徳に燃えていた浦和学院はあまりにもあっさりと目標を達成して
しまったため、燃え尽き症候群により次の川之江戦でサヨナラ負け。
その他では智弁対決、22安打しながらまさかの敗戦、9回同点スリーランなどが印象に残った。

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